義家族との距離

またもやご無沙汰しておりました。

ここ最近仕事は落ち着いていて、週末もメールをチェックしたり仕事をしたりせずに過ごせているのですが、趣味の絵に没頭したり、日本に一時帰国の間にすることや買って帰るもの持って帰るものリストを作ったり(笑)、ゆっくり「ブログ書こう!」という気になかなかなれずにいました。

さて、どこから書こうか(笑)

 

***

その1、イースター

4月はイースター(フランス語Pâques)がありました。2023年のイースターは4月9日(日)と10日(月)。でも私は例外的に10日は祝日出勤。いつもイースターの月曜は義家族とご飯という恒例行事があるので「あー、残念(棒読み)」と思っていたのですが、3月末くらいに義母から電話があり

「あなたも仕事だし、一番下の息子夫婦も仕事だっていうから、みんなでご飯を食べるのは9日の日曜にしましょう」

と。。。逃げられない。。。しかもピクニックをするというので

「遠いところ(山小屋とか)には行きたくない。近場でやるなら参加するけど」

と言うと、場所はまだ決めていないとのこと。

 

前々日にさすがに場所は決めただろうと思って義母に電話をかけると

「まだわからない。On verra(英語のWe will see、様子を見ようの意味)」

と(なぜ自分で決めない)。この家族、みんなOn verraなのです。直前のことなのにOn verra。。。前日の土曜の朝にかけてもOn verraと言われたのですが(!)一番上の義兄に聞いてみるとのことでした。

基本的に義母は自分で決めません。なぜなら何かあった時(何もないと思うけど)人のせいにできないし、自分のせいにされたくないから。

結局、土曜のお昼過ぎに

「近くの山の麓(車で10分の距離)でピクニックするから。」

と電話がきたのですが、続けて

「あなたたち、11時くらいに出て場所取りしてくれる?」

と・・・ん?んんん???確かにあの場所はピクニックできる椅子とテーブルが設置してあって、数に限りがあるからというのだろうけど、なんで私たち!?

 

「ちょっと意味がわからないけど、なぜ私たち?」

 

と聞くと、

 

「だって息子たちは子供がいるから」

 

耳を疑いました。。。私も息子がいるけど!?と言ったら

 

「だって息子たちの子供は小さいし。」

 

あー、埋めたい。赤ちゃんじゃないし、一番下の子供だって幼稚園年中さん。一番上の義兄の子供にいたっては、中学生2人と息子と同い年の子!!!きっと向こうは3人もいるんだからって言うだろうと思って何も言いませんでした。

モヤモヤした気持ちのまま

「子供がいるあなたの息子たちは奥さんがいるけど、私は1人だからね。まあ、できるだけ早く出るけど」

と言いながら、よくよく考えてみました。

義両親は車がない上、今回すぐ上の義兄は彼女(数ヶ月前にできました!)のところに行っていて不在。そのため誰かが義両親とその荷物を積んで行かないといけないとなると、場所取りしに息子とさっさと行った方が断然楽!!!ということに気がついたのです(笑)

そんな感じで早めに行って場所取りしていた息子と私。テーブルにクロスを敷いて飲み物やコップを置いて。。。義弟が義両親を連れてきたのが12時くらい。一番上の義兄一家がやってきたのは13時過ぎ。義兄の奥さんが夜勤で朝に帰ってきて仮眠を取ってからの参加だから遅くなったとの事でしたが、それなら来なくていいんじゃない?と思うのは私だけかな・・・いや、私だったら行こうとすら思えないなと(苦笑

義母は一番上の義兄一家が来るまで食べ始めるなと言いましたが(こういう指示はする)、子供もいますし無視して軽く摘みました。義弟夫婦が持ってきたピザやらホットサンド(もちろん冷たくなっている)、チップス類を食べているところに義兄一家も登場。ところが待てど暮らせど義母が前々から張り切って自分がメインを持ってくると言っていたお肉が登場しません。

 

「お肉はいつ出すの?そうじゃないと子供たち(特に我が息子)はお肉を食べられなくなってしまう」

 

と言うと

 

「こんなテーブルの上に出せるわけないじゃないの!ピザやらチップスやら置いてあるし!!」

 

となぜか(私が)キレられました(!)しかもやはり息子はピザやらでお腹がいっぱいになって、義母が作ってきたポルペッタ(肉団子トマトソース煮込み)やドーブ(牛肉の煮込み)をほとんど食べず、義母は

「だからピザをたくさん食べるなって言ったじゃないの!」

と息子にキレて(義母にキレられる親子)、何か私たちの扱いって・・・ピザやホットサンドを作ってきてくれた義弟夫婦にも失礼な気がします(とにかく失礼な義母)。

まあ、そんなことや他にも細かい色々なことがありましたが、やっぱり義家族との集まりってつまらないな!!と再発見。

 

***

その2、5月8日問題

そして5月。

5月8日はフランスの祝日ですが、私が働いている国は普通の日。そのため息子の学校がお休みだから誰かに頼まないといけないことが発覚しました(年に数回こういうことがあります)。4月の時点でこの話を義家族に持ちかけていたのですが

義母は

「一番上の息子家族から2泊3日でカマルグに旅行にいこうと誘われているから、面倒を見れない」

と断られ、独身の義兄は

「彼女と会うかもしれないし会わないかもしれないし、わからない(いつもはっきり言わない)」

と断られ、義弟に聞いたら

「奥さんに聞いてみる(いつもこれ)」

結局、彼らも週末が長くなるから3人で出かけるから面倒見られないと断られました・・・仕方ないのは分かっているんです、この義家族ですから。

「家族が一番大事!」

と口では言っておきながら、結局自分たちが一番大事な人たちということは重々わかっているつもり。

夫が亡くなってすぐに仕事を始めた私に向かって

「私たちみんなで協力してあなたを助けるから」

と言っていたあの人たち。。。やはりその程度か。。。と。最悪私が有給休暇を使えばいいわけだしと思っていたら、一番上の義兄が

「お前(私)が有給とってうちらと一緒にカマルグに来たらいい」

と言い出し、何で私の有給を使って一緒にいたくないあなたたちと3日間も過ごさないといけないのよ!!と心の中で大暴れ。

最終的には向かいに住むおば(あ)ちゃんに息子を見てもらえることになりました。

私の同僚の方がよほど優しく

「私は月曜休みだからうちに置いていってもいいよ」

とまで言ってくれて。。。でもフルタイムで働いている人のせっかくのお休みを邪魔させたくないので、気持ちだけいただいて断りました。

 

***

その3、義母の不在

話があっちこっち行ってしまいますが、4月末に義母のカラブリア(イタリア南部)に住む妹の具合が悪い、危篤状態だということで、義母は慌ててイタリアへ。

それもとても非効率でわざわざ独身の義兄の車で義弟も同乗させてピサに住む別な妹宅へ(片道4時間)。そこから妹夫婦と一緒に電車に乗ってカラブリアに向かったというのです(結局向かっている途中で妹は亡くなってしまいました)。

こちらに帰ってきたのが5月8日となり、カマルグへは行けずじまい。

5月1日も祝日なのですが、前日に義弟が突然メッセージを送ってきました。

 

「明日は出勤?」

 

と。

「ははーん、これはいつも頼りにしている義母がいないから、自分の娘の面倒を見てくれる人がいなくて私に頼ろうって話か!息子の面倒をみるのは断ったのに!!」

と思ったものの、ここで断ったら同じ土俵に上がってしまう、ここは引き受けておこうと思い直しました。ただOKをしてしまうと、調子に乗って迎えにくる時間が遅いことが多々あるため、

 

「出勤じゃなくて在宅勤務だけど娘を面倒みられるよ。でも15時半から電話会議があるからそれまでに迎えに来て欲しい」

 

と伝えると、問題ないとのことで面倒をみることに。

息子は大きくて手がかからないから楽ですが、この子は4歳で結構うるさい。しかも朝ご飯を食べていなかったみたいで(食べさせていないなら連れてきた時に伝言しろ、義弟!!)

「お腹すいた。ジュースも飲みたい」

サンドイッチを作ってパック入りのジュースを出しました。

仕事は外に出てするものと思っているから、家でパソコンに向かっているのは仕事だと思っていない様子でずーっと話しかけてきます(イライラ)。

「今、(メール書いている)仕事しているから、あっちで遊んでて」

と伝えると

 

「私のママがねー、今日は外に出なさいっていうから、今から外に出ないと!公園に行こう!」

 

と言い出して、4歳児相手に

 

「あなたのママはどこ?仕事よね?あなたは今タティー(叔母)の家にいるのよね?私の家にいる時は私が決めるの。決めるのはあなたのママじゃありませーーん!!!」

 

と言ってしまいました(笑)

普段、義父母宅にいる時はこの子(息子も含む)一歩も外に連れ出してもらえないんです。それは義弟が連れ出すなと言っているのか、義父母が嫌なのかわかりませんが、なぜ私にだけ肉体労働を強いる?(笑)でもまあ、もともと外に連れ出そうとは思っていたのでいいのですが、人に言われると嫌になる天邪鬼。。。

 

洗濯物を干した後に2人を連れて近くの公園に行ったのですが、30分もしないうちに

 

「もう帰りたい」

 

えっとー・・・いい加減にしてくれる?(笑)ごまかしごまかし遊んでいましたが、どうやらおしっこしたかったみたいで(出る前に聞いたのに!)さっさと帰りました・・・。そして義弟は予定よりも早く14時半過ぎには迎えにきて帰っていきましたとさ。

 

***

 

もんのすごく長くなってしまいましたが(すでに3800文字超え。ブログとして3記事分くらいになりそう)、結局何が言いたかったかというと

 

「(今さらながら)義家族とはできるだけ距離を取って生きよう」

 

です。

以前は一生懸命誘いに乗ったり誘ったりしていましたが、何だか自分が疲れる一方だということに気づいたのです。付き合いは最低限、最小限でいいな、と。。。

魔の6月が始まりますが(今年は母の日が6月、姪っ子、一番上の義兄、義母の誕生日、そして今年は姪っ子のコミュニオンがある)、その後には嬉しい日本一時帰国が待っているので何とか乗り切ろうと思います!

 

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