戻ってきました

今回は8週間も滞在できる!ということで、かなり充実した時間を過ごせるかと思っていました、あっという間過ぎて

「本当に8週間いた!?」

と思ってしまうほど・・・確かに振り返れば日本到着時は少し肌寒くて、帰る頃にはクーラー無しだと息苦しいほどの暑さだったので、長いこといたのは間違い無いんですけど。

 

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帰る当日。いつもなら仙台空港でのお別れですが、今回は羽田空港まで陸路移動のため実家にタクシーを呼んで・・・母とは家でお別れ。そこで息子は大泣き。弟と父はすでに出勤していたのですが、新幹線の時間に合わせて仙台駅まで来てくれて。弟の姿を見た息子は、もっと大泣き・・・。

去年まではお別れで泣くことはなく、去年は別れた後の飛行機の中と、家に帰ってきてから泣きましたが、今年は目の前で泣いて。こんなところで息子の成長を感じました。

実際、今回は日本に行く前から(はやい!)お別れを想像して涙していた息子(笑)。日本に着いてからも

「あと何日いられる?」

と何十回も確認してくるほど。

 

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別れで大泣きする息子の姿を見ながら

「ここまでしてフランスにいる意味は?私のエゴ?」

と自問自答。ただ、息子に

「じゃあ、ニースのアパート売って日本で暮らす?」

と聞くと

「それも嫌だー!お家売りたくない!」

と泣くのです(苦笑)。

息子も私と一緒でいいところどりしたいのかな(笑)

 

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正直なところ、日本の家族が近くにいるのなら私も暮らし易いです。色んなところからくる手紙だって、自分で読んで理解して処理できる。でも、日本に暮らすのであれば同居は不可能なので(私はもちろん母側も無理)アパートを借りて、息子の学費、生活費などなどかかる費用がかなり多い。私の仕事もなかなか探すのは難しいだろうし・・・

フランスであれば、息子の学費は公立であればかからない(給食などの費用のみ)、アパートも管理費や光熱費のみ。生活費も外食ほぼゼロだし(笑)、休日でもお金のかかることはしない(!)。こうやって色々と考えてみると、やっぱり当面はフランスにいる方がいいのかなーと思うのです。

また、語学の面で言ってもフランスにいる方がメリットがあります。息子は未だに日本語の方が優位なので(幼稚園や学校に通い始めると現地語の方が優位になる子が多い中)、日本にいると日本語しか喋らなくなってしまいます。フランスにいると私と二人の時は嫌でも日本語。日本でも何度かフランス語を離そうと試みましたが、日本語で返してきます・・・現地で日本語を話してくれないお母さんと子供の苦労って、こういうことだったのか!と逆の立場になって気づきました。

今回、日本に8週間居て帰ってきてみたら、フランス語が全然出てこない(苦笑)。義家族の前で私に日本語で(一応気を使って小声)

「**って言って!」

とか

「**って何て言うの!?」

と聞いてきます。これでは、日本に居続けたら完全に日本語しか喋れない子になってしまいます。もちろん、日本にいたら平仮名、カタカナ、漢字など普通に読み書きできるようになること間違いないですが、夫の母国語を喋れなくなるのって何かこう悲しいというか・・・フランス語を読み書きできれば、将来的に息子にプラスになるかもしれないって考えると、最低でもフランス語を忘れなくなるくらいの年齢までここにいたいなーって思ってしまいます。

 

***

 

なんだかダラダラと思ったことを書き綴ってしまいましたが、とにかく無事に帰ってきました。

そうそう、フランス入国時は何の検査もなくスルー。ドイツ経由で入国したせいかもしれないですが、こんなんじゃワンサカ増えるのも仕方ないなって思ってしまいました・・・ちなみにドイツでも「乗り継ぎだから」という感じで何も質問もされず。。。そして義家族には

「なんでPCR検査しなかったの!?」

と責められる(?)感じ・・・そんなのこっちのせいじゃないって感じですけど。というわけで、また私と息子のフランス生活が再開します。

 

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