まだ終わっていなかった遺産相続

夫の銀行口座を閉める件について、ここに何度か書いていました。

メインに使っていた郵便局の口座を閉める手続きをしたのが、夏前のこと。

夫のものはすべて息子が相続することになるわけですが、銀行の担当者は公証人から出された遺産相続終了の書類を読んで

「でも、この場合(口座を閉める)は義兄さんのサインもいらないはずです。」

と言っていました。すべての書類にサインをしたり、必要な書類を提出していたのに、日本から帰ってきたら

「後継人と一緒にサインをして身分証明書のコピーを同封して送り返してほしい」

という手紙が届き、それを送ったあとに義兄宛に同じ手紙が届いたことは前回書きました(その話はこちらから)。結局、口座のお金を私の口座に入れるには、息子の後継人であるすぐ上の義兄の同意が必要ということがわかりました。

***

そして郵便局の担当者の説明が、どうも信用できなかったので(彼は、私がまた書いてサインして送り返すと言ってきた)、遺産相続サービスの電話番号にかけてみました。

(以前なら絶対にこんな電話は自分でかけたくない!と思っていたのに、頼る夫がいなくなって3年・・・躊躇せずに番号を押している自分がいます)

すると、

「その義兄さんに届いた手紙は、義兄さんが記入するものです。なので、彼の身分証明書のコピーと、一筆お金はどちらの口座(私か息子か)に入れるかを明記して送り返してください。こちらとしては、あなたの意向と後継人の意向が同じであるかを確かめたいのです。」

とのことでした。担当者を信用しないで電話確認してみてよかった・・・でなければ、また義兄の元に同じ手紙が届いて面倒なことになっていたはず。 それを義兄に説明すると

「オッケー」

と。言ったはずなのにサインしかしていない・・・ナニコノヒト・・・。 義兄の字を真似て

「口座のお金はマダム***(私)の口座に入れることを希望します」

と書いた私(悪いことしていないはずなのに(してるか。笑)後ろめたい気持ち)。 それから1ヶ月くらいで、夫の口座が閉められて私の口座にお金が入っていました。

***

ホッとしたのもつかの間、夫が亡くなった時点の口座残高と、振り込まれた金額にかなりの違いがあるのです・・・日本円だと7桁レベル!

まもなく3年になるけれど、口座維持費でそんなにかからないし、減っている理由が知りたい。これは公証人が怪しそうだと思うのですが、それにしてもそんなにかかるのか?と。まずは郵便局の担当者と今週会って話をしてきます。

そしてブログを書きながら気づきましたが、サブ口座をすっかり放置していました・・・日本に帰る前に担当者に会って話を進めたはずが、送られてくると言っていた手紙が届いていないのです。これも電話して聞いてみないと。

あー、早く落ち着きたい・・・。  

 

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