息子の咳と夫の母

かなり長い愚痴です。
こういうことは別ブログに書きたいのですが、夫のことを公にしていないのでこちらに。
興味のない方は飛ばしてください。

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風邪が治っては、また新しい風邪を幼稚園でもらってくる息子。

最近、鼻水が出ていたのですが鼻をかむのを嫌がります。鼻水をすすってしまうため、喉に入って咳き込むことも多々あり。しかし、朝から晩まで言い聞かせても言うことを聞かない頑固者。

「苦しい思いをするのは自分なんだから、好きにしなさい。」

と放置していました(1日に1、2回はかみますけど)。

赤ちゃんの頃から吐きやすかったのですが(母乳の一気飲みや車酔い、嫌いな匂いなど)、今回鼻水が喉に落ちて吐き気をもよおすこともありました。食事後だと吐いてしまったり。それでも、クターっと元気がないとか食欲がないわけではなく、吐いた時に一緒にタンを出してしまうとスッキリし、食べ直しして遊ぶほど。

ところが、先日公園に行った際、

食べた直後+鼻水をすすった+走り回っていた=嘔吐

をしてしまったのです。夫の両親の前で。もちろん、その時も吐いてスッキリして元気に走り回って遊んでいましたが、夫の母親は心配で心配で仕方ない様子。

「これは普通じゃないわ!咳ももう何週間も続いているじゃないの。かかりつけ医のところに連れて行きなさい。」

と言ってくるのです。

「熱があるわけじゃないし、呼吸困難に陥っているわけでもないし、夜寝られないわけでもないんだから大丈夫。鼻をかまないのがいけないのよ。言っても聞かないし。」

と答えていました。

***

火曜日のランチ。自宅で食べさせた後に幼稚園へ連れて行く途中、いつもより咳が多いなと思ったのですが、また走り回っているし問題ないと思って午後も幼稚園へ行かせました。幼稚園に入る前はちゃんと鼻もかみましたし。

16時半に迎えに行くと、担任の先生から

「午後の間ずーっと咳をしっぱなしでした。熱はなかったので電話をかけませんでしたが、かなりひどそうですよ。」

と言われたのです。幼稚園から出てきた息子、確かに咳き込んでいます。

この時、頼んでもいないのに突然夫の両親がお迎えにやってきました。

「公園に行きたい」

と息子。

咳をしているから水を飲ませようとしたら

「こう言う時は甘いものを食べた方がいいのよ。」

と前回息子が食べかけにしたというパルミエ(源氏パイみたいなもの)を取り出して息子に渡しました。

「咳している時、こんなバサバサしたもの食べたくないよね?しかも幼稚園を出てすぐで喉が乾いている時なのに・・・なんで!?」

と声を出さずに思っていると、水を求める息子(そりゃそうです)。

そして、歩きながらパルミエを食べている息子に

「ほら、これも!」

と飲めるタイプのリンゴのコンポートを口に入れました(こういう強引さ、本当にゴニョゴニョ)。

咳き込みが止まらない息子。
「鼻をかみなさい」という私の言葉は全員で無視。

「咳が大変なら公園に行かない方がいいんじゃない?帰りに先生(かかりつけ医)のところに行って、見てもらおうか??」

と小声で日本語で聞くと

「うん、そうする」

と。普通なら遊びたがるので、午後にずっと咳をして疲れたんだなと分かりました。

夫の母は

「咳をしているのに前を開けすぎよ!上までしめなさい!」

と、息子の冬用の上着を上までしめました。風は少し強かったものの、19度くらいあるんですよ。鼻の頭に薄っすら汗もかいていたのに。。。

その後、トラム内で咳き込んでいる息子に、見知らぬおばさまが

「その上着、脱がせた方がいいわよ。暑さで咳をすることもあるんだから。あと水を飲ませて。」

と教えてくれ、言われた通りに脱がせると咳が治りました。。。上着の前は開けていたんですけど。

***

帰り道にかかりつけ医のところに寄ってみましたが、あいにく緊急休診。家でも咳き込んでいましたが、隣に座ってくっ付きながら背中をさすると咳の頻度が減ります。鼻をかんだ後も少し治まるのです。

「鼻にピューっとして鼻をかんだら、咳が少なくなるよ!」

と教えると(ピューは、フランスでメジャーな生理食塩水で洗うという意味です)、言うことを聞いてやってくれました。しかも、喉のイガイガが無くなった、と。

ベッドでは咳き込みながらも、問題なく就寝。2度ほど咳をして起きましたが、そのうち1回もう一度生理食塩水を入れると朝まで寝てくれたのです。

ちなみに、家に帰ってから息子が寝るまで、夫の母から2度も電話がきました・・・。

***

本日は幼稚園がお休み。朝も鼻をかんで咳の頻度がかなり減っていましたが、またも夫の母から電話(朝の8時)。

「朝のうちにかかりつけ医のところに連れて行きなさい!」

「でも、昨日の夜は鼻を洗ってかなり咳が減ったよ?問題なく寝られたし、熱もないし、昨日念のため予約の電話を入れたら秘書に水曜の朝は満員かつ午後は休診って言われたし。」

と答えると、

「これは普通じゃない!気管支炎(フランス語でLa Bronchite)の可能性もあるし(本人が1ヶ月前になっていた)、念のために行きなさい!」

「普通じゃないのは自分じゃないの?」

と思いながらも言葉に出さず、

「あー、はいはい。アポ無しで行ってみて断られる可能性もあるけど行ってみるわー」

と答えておきました。

***

9時過ぎに行ってみましたが、先生不在。

公園で遊びたがる息子を連れて遊ばせてから11時過ぎに行ってみると、先生がいました。先生は、私たちが予約していないこともわかっていながら、嫌な顔一つせず普通に順番で呼んでくれたのです!

息子を診察台に乗せた先生、聴診器をあてたり耳も喉もみてくれたのですが、

「何も問題ありませんね。幼稚園にはウイルスがたくさんですから咳もするでしょう。薬も必要ないですよ。ただ、鼻を洗って鼻をかむようにしてくださいね。」

と言い、しかも

「(支払いは)気にしないでください。」

と、また無料で診てくれたのです。。。

「やっぱりママの言う通り、鼻かめばよかったんだねー。」

と息子と話し、家に帰ってお昼ご飯の準備をしていると、また夫の母から電話がきそうな気がしたので、こちらからかけました。

「というわけで、やはり問題なかったわよ。薬も何も必要ないって。」

というと、

「問題ないとはわかっていたけど、これであなたも安心できたわね!だから私も鼻をかみなさいって何度も言っていたのよ!」

予想通りのドヤです。

***

安心を買ったという意味でしょうが、何か違う言い方ってありますよね?(笑)

夫の母は子供を4人育てた経験があるのは分かっています。経験値からいえば、私よりはるかに上。夫の母の意見も尊重したいので(とは言っても、上着の件は間違っていましたが)、今回は言うことを聞いて連れて行きました。

「傷には消毒、咳が出れば咳止め、熱が出れば解熱剤、抗生物質は効く!」

みたいな、そういう夫の母の考えに私は反対です(傷は洗い流すだけ、解熱剤はしんどそうな時だけ、抗生物質は検査をした上で本当に必要な時だけ、というのが私の考え)。

ただ、もう70歳近い人に何を言っても変わらないことは分かっているので、盾になってくれていた夫がいない今、

「はいはい、あげました(やりました)」

と言いながら、自分流のやり方でやっています。

今回は息子よりも夫の母に疲れさせられた(ストレス与えられた)感が否めません。おかげで

「この気持ち吐き出したい・・・」

となってブログをダラダラ書いてしまいました。

いつもの3倍近くもの文字数を最後まで読んでくださった方々、ありがとうございます!

 

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