バカンス事情

こちらのブログを読んでくださる方はフランス在住ではない方が多いと思うので、時々フランスの生活についても触れていきたいと思います。

 

フランス人はバカンス(長期休暇)を中心に生きている

 

と言っても過言ではないくらい、バカンスを楽しむために仕事をしている人が多いです。それは学校の先生でも医師でも、銀行員でもスーパーの店員でもみんな一緒。

それは子供の頃から始まります。学校は、ほぼ2ヶ月おきにバカンスがあるのです。

今年を例にとると、

入学:2017年9月4日(月)

*トゥサン:2017年10月21日(土)〜11月5日(日)

クリスマス:2017年12月23日(土)〜2018年1月7日(日)

冬休み:住んでいるゾーンにより異なるが2月中旬から2週間

イースター休暇:住んでいるゾーンにより異なるが4月初旬から末にかけて2週間

夏休み:2018年7月7日(土)

 

*トゥサンというのは、日本でいうお盆のような時期にあたります。夫の親戚は近くにいないため、今までこの日は他人事でただの祝日の一つとして過ごしていましたが、今年は違います。みんなでお墓まいりに行きます(普段から行っていますが)。

 

ザクッと読んでいただいてお分かりかと思いますが、約2ヶ月おきに2週間の休みが子供のころから習慣づいているのです。もちろん大人になれば同じように休むことはできませんが、日本とは異なりバカンスは権利でみんな当たり前に取ります。

フランスでは年間30日の権利が与えられており、日本のように持ち越すことなどなく消化します(消化できない場合は雇用者が支払わなければならないため、消化するように促してきます)。

そういったわけで、私も2週間のバカンスをいただき年末年始に日本へ帰省します。息子が学校に行き始めたため、学校のバカンスの時期とずらしてとることは難しいですが(バカンス時期だと何もかも高くなるため)、フランス流にバカンスを取りながら、夫と行きたかったけれど行けなかった場所などを息子と二人で行けたらな、と考えています。

 

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