3年。嫁同士の会話と息子からの助言。

*前回の記事、見辛い表示になっていることに今更気づき修正しました・・・どうしてこんなことになったんだろう?失礼いたしました。

  何度もこのブログに書いていますが、12月1日は夫と息子と3人(プラス運転手の義弟)で出掛けた最後の日。あれから3年です。今年は大雨警報も出ていて、一日中(夜になった今も)雨でした。あの日のことを思うと、鼻の奥がツンとしてきて、気が緩むと涙も出てきてしまいます。  

息子の成長を考えると3年って本当にあっという間でしたが、夫と死別したことを考えると「まだ3年!?」とビックリしてしまいます。もう十年も会っていない感覚。

  最近は在宅の仕事のこともあって、息子がいてもパソコンや携帯を見てしまうことが多々あり、そのせいか息子が反抗的なことが多くなっていました。今日は極力パソコンと携帯から離れて、心穏やかに息子と過ごそうと決めて実行したら、息子は驚くほど聞き分けが良かったです。やはりきちんと向き合わないとダメですね。息子と一緒にいたいから始めた仕事のはずなのに、本末転倒で反省です。  

途中、息子とiPadで遊んでいたら、夫が撮った息子の動画が出てきました。息子は  

「どうしてパパが見えないのよー!」  

と不満顔。そのあと  

「どうしてパパ死んじゃったのかな・・・いてくれたら良かったのに。」  

と悲しそうな顔をした時は、思わず私の方が先に泣いてしまいそうでした。  

「二人だけじゃ寂しいね。」  

と続けて悲しそうにいうから、笑わせようと思い  

「じゃあ、ノンナ(義母)とパピー(義父)と一緒に住みたいの!?」  

と言うと  

「えーーー、ぜーーーーーーったい嫌だ!あんな人たちと一緒に住むなんて無理無理ムリーーー!!」  

と言うので二人で爆笑しました(笑)  

やっぱり寂しいよね・・・ママも寂しいよ〜。  

それにしても、4歳児に拒絶される私の義両親って・・・  

***  

話は戻って、土曜日のお話。  

インスタには軽く書きましたが、一番上の義兄の奥さん(以下、義姉)から、土曜日にクリスマスのイベントが公園であるから一緒に行かない?と誘われたので、息子と行ってきました。子供たちは放牧スタイル(笑)で、久々にというかほぼ初めて彼女とサシ(?笑)で話した気がします。  

子供達の習い事のこと、学校は私立にする云々。そして突然  

「ねえ、あなた日本に帰りたいと思ったことないの?」  

と・・・初めて義家族からこの話を出されました(笑)  

「そんなの聞いてきた人、義家族の中であなただけよ(笑)」  

と言ったら、  

「あの人たちが聞くわけないじゃないの!本当に帰られたら自分たちが寂しいから。私はずっと前に義母に聞いたのよ。そうしたら、”どうして私がそんなことを聞かないといけないのよ。聞く必要もないわ”って言われたのよ。」  

と。そして  

「あの人たちは人の立場になって考えることをしないからね。でも、あなたにはあなたの人生を決める権利があるんだから。」

  と。その通り過ぎて笑いました。  

「私があなたの立場だったら、当然母親の近くに帰るわ(彼女は北フランスの出身)。だって、旦那がいなくなったらここにいる意味がないもの。」  

とも。でも、同じフランス国内とフランスと日本では規模が違いすぎるし・・・  

「私も考えたし、今でも考えていることだけれど・・・義両親の意見どうこうじゃなくて、こっちにいた方がいいかなって思う部分があるから。息子はどうして日本に住まないの?って言ってくるけど・・・まあ、もしかしたら数年後に日本に帰る可能性もあるかもね。」

  と答えました。   あとは、義母の疲れた発言について  

「彼女の疲れたは今に始まったことじゃない。彼(夫)のことがある前から言っていたこと。肉体的な問題じゃなくて、あれはメンタルよ。確かに子供を亡くすって大変なことだけど、生きている子供や孫に目を向けて前に進まないといけないと思うのよ。」  

と。これについては、私は何とも言えず・・・義姉は時々子供達の面倒を見て欲しいから言っているのも分かるし、義母もそれが嫌でちょくちょく断っているのが見ててわかるので。ただ、確かに夫が亡くなる前から、足が痛くて全然眠れなかったとか疲れた発言はしていました。  

実際、夫が病気になる前の何年かは  

「あんた(夫)料理人なんだからクリスマスの料理を作りなさいよ。私は疲れているから無理。」  

と言って、夫が仕事前や仕事後に作っていました。義姉もそのことは覚えているわ、と言っていましたし。  

「クリスマスも誘うべきかしらね・・・絶対に断られるのは分かっているけど。というか、ここまで毎回断られていると、もうこっちも誘いたくなくなるのよね。ケルメス(子供達の学年末発表会みたいなもの)も来なかったし・・・だからもう誘わないことにしたわ。」

  と義姉。  

「クリスマスは絶対に断られると思うよ。クリスマスなんて祝う気にもなれないってこの前も言っていたし。実は今日のことも義両親を誘った方がいいのかな?って思ったんだけど、あなたに誘われたことだし、私が誘うのもおかしな話と思って、電話しなかったのよ。まあ、したとしても”人混みは嫌”って断られていたと思うけど。」

  と答えた私。そして義姉は  

「とにかく私たちの義両親って”特別”よね(笑)」  

と。返す言葉もございません(笑)

この日、こうして思っていることを少し吐き出して何だか気持ちがスッキリしました。実は今日(日曜)のランチも義兄宅に誘われたのですが、息子が行きたがらないし(これはいつものこと)私の気持ちもザワザワしていたので行かないことにしました。大雨だったし、行かなくて正解。  

***  

もう1日話が戻りますが、金曜日に息子を幼稚園に送る途中の話。前の日の午後、義母に呼ばれて家に行って話をしてきた話を息子にしたら  

「そんなにいつも行かない方がいいんじゃない?ママ、疲れちゃうよ。」  

と言われました(笑)

  「でも、パパのママとパパだから、ママができることがあったらしてあげたいって思うじゃない?」

  と言うと、  

「でもさ、ママはノンナ(義母)のことを考え過ぎだと思うよ。もうちょっと考えない方がいいと思うよ。」

  と言われてハッとしました(笑)

  確かに、私はどうしてここまで気と時間を使っているんだ?と(笑)良い嫁をしたいとか点稼ぎをしたいわけじゃない・・・自分の親だったら?とか夫がいたら?と考えるとしてしまったり、あとは私の性格もあるんでしょうね。でも、こちらの親切は踏みにじられること多々ありなんですけど(苦笑)私ももう少しワガママにというか、自分と息子を中心に考えてみようと思い始めました(いまさら?)。

そんなこともあって、土曜は老人抜きで楽しもう!と思ったわけです。実際、いなくて正解でした。。。罪悪感は無いわけじゃないけど、言わなければいいことなので。マザコン義兄(二番目)に伝わったらおしまいなので、彼にも内緒で。  

 

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