本末転倒

同棲を始める予定だったすぐ上の兄とその彼女。

義母情報によると、突然(か少し前から分かっていたか)彼女が来るのが延期になってしまったそう!延期ならいいけれど、まさか別れるとか・・・!?

***

何度もブログに書いていますが、フランスの学校(幼稚園を含む)ではお昼ご飯を家で食べるという選択肢があります。それは経済的理由(親のどちらかが働いていないし家で食べる方が安いからとか)であったり、宗教的理由(イスラム教徒が多いので給食に豚肉は出ないけれど、その他の宗教で引っかかる食材もある?)であったり、さまざま。

基本的に親のどちらかが働いていない場合は、給食に入れられる優先度は低いのですが、不可能ではありません。

昨年度末(6月)、毎日の送り迎えに疲れていた頃、同じく毎日送り迎えをしている女性と話をしたのですが、

「うちは来年、週2日だけ入れることにしたの。働いていないんだけど、私も大変だし娘も給食を食べてみたいっていうから。」

と。ちなみに遠くから通っている子はほとんどが給食です。遠い(路面電車を利用して15分の距離)のに毎日送り迎えしているのは私だけみたいで、みんなに驚かれるのです(苦笑)。ちなみに上記の女性は幼稚園から徒歩5分くらいに住んでいるそう。 そして別な女性からも

「来年は給食に入れてみたら?まずは週2日で試してみたらいいよ。そうじゃないと、あなたが大変よ。私も年少の時は毎日家で食べさせていたけど、本当に大変だったからわかるわ。」

と言われました。 その時は日本に行く前だったし、色々と心身共に疲れていて

「そうだな・・・来年、給食を試してみるのもありかも?」

と思っていました。

***

息子に聞いてみましたが

「給食は美味しくなさそうだから嫌だ。お家に帰って食べるのがいい!」

という返事。。。 そして、私自身も

「息子が小さいうちはできるだけ一緒にいたいって言っていたのは自分じゃなかった?仕事もしていないのに、息子が嫌がる給食に入れるなんて、ただ自分が楽をしたいだけじゃない!」

と思い直したのです。毎日4往復の送り迎えが大変だからって、息子を給食に入れるなんて本末転倒だと。別に

「遠いのに毎日4往復頑張っている私、いいママでしょ!?」

って自己満足したいわけではないです(笑)

また、ただでさえ食べ物にうるさい息子。給食で口に合わないものが出たら一切食べないでしょうし、そうなると可哀想と思ってしまいます。

「そんなの慣れよ、慣れさせなきゃダメよ。食べなかったらお腹が空いて大変だっていうことを実感させるのも大事。小さい時から他の子と一緒に食べるのも勉強になるわよ。」

と他のお母さんに言われましたが・・・あとは、フランスの不衛生さも気になります。別な学校ですが、給食作っている人が地面に座ってタバコを吸っているのを見て吐き気を覚えました。きっと日本みたいに検便なんてしないでしょうし。

話がずれますが、料理人だった夫も

「検便!?そんなのしたことない!」

と日本のシステムに驚いていたことを思い出したのです。それくらい、フランスでは「誰でも」「他人が食べるもの」を触れるということなのです(怖い)。  

話を戻して・・・あと、息子としては私と会えるお昼休みが一つの休憩になるのかな、と。フランス語から日本語に切り替えることで落ち着くのもあるかもしれません。ただでさえ

「幼稚園つまんない。嫌い。行きたくない。」

と日々言っているので、そこでお昼も帰らなかったらますます嫌がるかも・・・なんてただの過保護かもしれませんが、とりあえずこの1年は毎日4往復しようと決めました。

***

夫の両親宅が幼稚園のすぐそばなので、そこで食べさせてもらえたらすごく楽なのですが

「私たちのことをあてにしないで」

とすでに釘を刺されていますので(!)、私の外せないランデブーがある時や大雨で大変な時以外は極力お願いしないようにしています。。。これが自分の親だったら毎日家に寄ってご飯食べるのになー、とか大変な時は全部お任せできるのになー、と妄想してしまいます。

去年はバスと路面電車の定期を買って送り迎えをしていましたが、夏に息子と乗れるキックボードを購入し、毎日ノロノロ漕いで往復しています。路面電車、よく機械系の故障や事故やらで止まるんです。キックボードなら行きで10分、帰り15分くらいなので、止まることも混雑することもないので楽。おかげで徐々に体力がついてきた気がします!健康にも環境にもお財布にもいいので、寒くなるまで続けようと思います。  

 

下のボタンをクリックしていただけると ブログ更新のモチベーションが上がります。

にほんブログ村 子育てブログ 死別シングル育児へ