今年の父の日

フランスと日本、母の日は違うのですが父の日は一緒です。

今日は父の日前の最終登校日だったので、父の日のプレゼントを持って幼稚園から出てきた息子。 先生は気を使って息子に直接

「父の日のプレゼントは誰に渡したいか?」

と聞いてくれていました。また、先生からだと本当の気持ちを言えないかもしれないから、家でも聞いてみて欲しい、と私に話してくれました。

「おじさんは3人いるから、パピー(夫の父)にする。」

と答えた息子。パピーもフランスと日本に2人いるんだけど?と聞くと、

「フランス語がわかるのは1人だから、こっちのパピーなんだよ。」

と的確な答え。。。

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フランスでは、こういう時に詩を添えてプレゼントすることが多く、母の日も詩を読んでくれました(別ブログに書いているので気になる方はこちらからどうぞ。1週間くらいでリンクは消します)。

どんなプレゼントになるか、お迎えは夫の父に来てもらった方がいいのか、など考えて担任の先生に聞くと

「プレゼントの作品自体は、おじいちゃんにというよりも自分用に取っておきたいと思うはず。面白いものを作ったんですよ。カードはおじいちゃん用に用意しましたけど。詩については、息子さんにはやらせませんでした。」

とのこと。ちょうど夫の両親も用事があっていなかったので、「カードは週末に会うからいいか」と渡しに行きませんでした。 そして自分が作った作品を早く私に見せたかった息子(笑)歩きながら開けようとするので(ちゃんと包装紙に包まれている)、公園によって開けることに。

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出て来たのがこちら。 かわいい(笑)

テニスボールを切って作ったペンホルダー(?)ペンも安いものを金色に塗っています。テニスボールの色は自分で選んだそうです。これも母の日のプレゼント同様、褒めて褒めて褒めちぎりました。 ペンが取り出しにくいし入れにくいし使いにくさ抜群なんですけど(絶対に言ってはいけないこと)、小さな息子が一生懸命作った作品は宝物です。

カードの方は、私がもらったような似顔絵はなく、手形を四方向に押して「JE T’AIME PAPI」と。息子だけ違うデザインにしたわけではないと思うのですが(他を見ていないので比べられず)、母の日に比べて父の日は少し地味でした(笑)

それにしても、他の子たちが「パパ」へのプレゼントを作っている中で、息子はどんな気持ちで作っていたんだろう(私が思うほど何も考えていないかもしれませんけど)。 夫に向けて作ってくれたわけではないけれど、見えない夫も絶対に喜んでいるはずです。  

 

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