フランス生活はスムーズにいかないのが普通
- 2019.03.15
- フランス de 手続き
- Assurance Habitation, Syndic, アパート, 保険会社, 公証人, 水害
フランスに住んで10年以上ですが、フランス生活は何事もスムーズにいきません。
例えば、インターネットを繋ごうとプロバイダーに連絡しても、テクニシャンが予約に時間に来ないとか、来たのに繋がらないとか。言い出したらキリがないくらいあります。
先日、我が家の壁に水のシミができた水害の話を書きましたが、この件もまったく進みません。。。
隣の男性に管理会社(Syndic)へ連絡してもらった後、管理会社から上の住人へ連絡。その後、上の住人のお姉さんから電話がきて現状を見たいと家に来ました。素人が見てもどこが原因かは分からず、それを管理会社に連絡。
すると管理会社から
「2018年6月から、管理会社はそうした問題に応対しないことと法律が変わりました。そのため、ご自身の保険会社に連絡してください。」
と返事がきました。管理会社の意味なくないですか?笑
そして、保険会社に電話してみると、
「こちらで配管工を手配することは可能ですが、上の住人が常にいない場合はランデブーが取れないので、管理会社にこちらから連絡してみます」
と言われました。それから1週間経ったのですが、保険会社からも管理会社からも音沙汰がなく。
そのため、別件で保険会社に行く用事があったため、窓口のお姉さんに聞いてみました。彼女もパソコン上で確認してくれたのですが、話が進んでいないことが判明。
再度、管理会社の担当者名と電話番号を伝え、上の住人の電話番号(常に住んでいる方)を伝えました。
水がポタポタ漏れてきているわけではなく、ただのシミなので緊急ではないから放って置かれているのか?どんどんプッシュしないとまったく仕事をしてくれないフランス人たち。。。でもこんなことも
「あー、またか。」
と思えるようになってきてしまいましたが。
そして、私の加入しているものをパソコンで見ていた窓口のお姉さんが
「アパートの保険についてちょっと話があるのですが」
と切り出して来ました(以前ブログに書いたアパートの保険についてはこちらから)。
「公証人が支払わなかったことで、アパートの保険(Assurance Habitation)が切られていて、その後ご自身でまた弊社の保険をかけてくださった過程がありますが、公証人からの未払い分が、まだ未払いのままなのです。もう1年も前のことで、ペナルティーも追加されています。」
と驚きの事実。260ユーロ越え(その半額以上がペナルティー)。。。
***
慌てて公証人のところへ行ってみましたが、バカンスで不在。その後、夫の弟にメールを送ってもらい(彼がずっとやり取りをしてくれていたこともあり)、来た返信が
「これは我々が払う分ではない。どうして保険会社がマダム(私)に連絡をしないのか。」
と責任転嫁。
とりあえず保険会社に行き、事情を説明。彼らに言わせれば、遺産相続が終わるまでは夫名義の契約はすべて公証人が対応するのが普通とのこと。どう考えても保険会社の意見が普通だと思いますが、これ以上ペナルティーをかけられても大変と思い(それで最終的に私が払えと言われても嫌なので)、その場でカード払いを済ませてしまいました。
支払っていなかった分の保険代は私が払うにしても、やはりペナルティー分は公証人の責任ですから、その分は支払ってもらいたいため、月曜に夫の兄に付き添ってもらって公証人のところへ行って来ます。
スムーズに行くことの方が珍しいフランス。本当に無駄なことが多くて大変です。。。
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