夜の未亡人会 in パリ

子供達が寝静まったあと、Aさんと3日連続2人きりの未亡人会を開きました。

私と息子は、リビングのソファーベッドで寝させていただいていたのですが、幸い息子は一度寝ると喋っていても笑っていても滅多に起きない子のため、子供が寝たらリビング集合でワインの続きを飲みながらお喋りしました。

かれこれ1年ほどずっとメールのやり取りを続けているので、ある程度のことはお互いに知っていましたが、やはり直接会ってお話するのは全然違いますね。

病気自体は異なるのですが、お話を聞いていると少し夫同士の性格も似ていて

「あの性格も原因だったのかも・・・」

とAさんがおっしゃった時、私も思わず同意してしまいました。一番近くにいる人だからこそ分かる感覚というか。

Aさんのお子さんは当時1歳半。私の息子は夫が亡くなった時に1歳10ヶ月でしたから、ほぼ状況が似ています。ただ、Aさんは近くに旦那様のご家族がいらっしゃらない中お一人で頑張られた(ている)点は違いますが。

夫の家族に頼ることが多い私としては、Aさんは本当に素晴らしいと尊敬です。

お互いの話に涙することもありながら、それでも暗く湿った感じの話にはならなくて、子育ての話やフランス生活の話、義理の家族の話、ブログには書きにくいような話もたくさんできて

「分かる、分かるー!」

の連発でした。Aさんと私の性格は異なるのですが、部分部分で似ているところがあって分かり合えることが多かったです。

毎晩日付が変わるまで(変わってからも)話しながら

「うわ、もうこんな時間!そろそろ寝ないと!」

と後ろ髪を引かれる思いをしながらベッドに入っていました。子供達がいるので夜更かしできないのですよね。。。

このパリ滞在もしもホテルに宿泊していたら、きちんとした(?)未亡人会が開けなかったので、ご自宅に泊まらせてくださったAさんに本当に感謝です。やはり小さい子供がいるとなかなか難しいですね。

ニアミスで参加できなかった方、直前で体調を崩されて参加いただけなかった方のお話を少しさせていただいたりして、

「自分が思っていたよりも、世の中には異国の地や日本で頑張っている未亡人って多いんですね!」

とAさんも驚いていました。ブログのコメント欄に書いてくださる方も数名いらっしゃいますが、ほとんどの方は直接メールでのやり取りが多いため、他の方には気づかれないですからね。

次回は東京あたりでしたいなーと思っていた未亡人会ですが、今回のことを踏まえると息子は実家に預けないとだめかな(日帰りもしくは1泊とか)。

夫の家族も悲しんでいるのは同じなのですが、配偶者を亡くした人としか分かり合えない部分って多いですね。

 

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