続・充実した毎日
- 2019.01.07
- 死別以外のお話
前回の続きです。
パリ3日目。連日のお出かけでお疲れ気味か、Aさんの息子くんが出掛けたがらず(笑)でもイヤイヤ期の2歳児ですから、疲れは関係なかったのかな。思い起こせば、息子も私が仕事の日はもちろん、幼稚園に行きたくないなど毎朝大変だったことを思い出しました。
この日、まずはAさんの旦那様のところにお墓参りへ。お会いしたこともない旦那様ですけれど、ここまで来たのは私の夫と旦那様の死があったからの繋がりですので、お花(息子が選んだ鉢植え)をお供えに行きました。
無邪気な子供たちの後ろ姿を見ながらお墓の前に立つと、なぜだか胸がキュンとしながら、旦那様に手を合わせました。
そのあとは、私が以前に「キムチを買いたい」とリクエストしていて(笑)オペラ界隈まで行くことに。私が住んでいる場所のアジアショップでは、キムチが売っていないのです(最近は売っていたりするのかな?)。以前、缶詰のキムチを見つけて買ったら高いのに恐ろしく不味くて処分した思い出ありです(しかも韓国料理屋もないんですよ)。そういうわけで、都会に行くのなら「キムチを買いたい」と思ったわけです(私は在日韓国人ではないのですけど)。
遠くからエッフェル塔を眺めつつ、息子がバス酔いしつつで何とか着きました。お買い物の前に腹ごしらえ。こちらではあまり食べられない韓国料理を食べよう(息子と1人前を分け合おう)と韓国料理のお店(定食屋さん風)に入ったものの、息子がオーダーしたのがまさかの「唐揚げとエビフライ」(笑)
「それ、家でも食べられるよね・・・?プルコギとかさ、色々あるじゃない??」
なんていう母親の想いは無視です。ちょっと悔しかったので、付け合わせにはキムチを選んで食べました。お米もかなり食べて、私は食べた気がしませんでした・・・が、2人前頼むと大変なことになる難しい時期ですね。
アジアショップでは念願のキムチを買えました。1袋はその夜にAさんと食べるよう、もう1袋は持ち帰り用。飛行機で問題ないかわからなかったため、没収されてもダメージを抑えられるようにと1袋のみ(笑)
お買い物の後は、Aさん親子はご自宅へ、私と息子は国立自然史博物館へ向かいました。
近頃、恐竜が好きな息子。全長を数字で分かってはいても、実際に骨がどのくらいの大きさなのか、と見せてあげたかったのです。化石のことも知っていますし。
普段は空いていると聞いていたのですが、バカンスの時期もあってか入る前に15分以上並びました(私たちが出る頃には列の長さが倍以上に!)。
26歳以下は無料、私は9ユーロ(表示を見たら、求職中の人は証明書があれば無料で入れたようです・・・残念ながら証明書は持参しておらず)。
おびただしい数の骨格標本が並んでいます。
大人でもちょっと怖くなってしまうような迫力で、息子は
「ママー・・・ちょっと怖い。恐竜どこ?」
と逃げ腰気味。恐竜の展示は2階ということで2階へ。
「これ、イグアノドンの足だね」
と言いながら勝手に触る息子。
「あ、う、うん・・・」
とよく分からない母。でも説明を見たら確かにイグアノドンって書いてありました。息子は全身の化石と絵を見てわかったのかな。
自分が好きな恐竜の骨だけ見終わったら
「もう帰ろー」
まあ、そうよね。化石だものね。
入るために並んでいた時間の方が長かったのでは?と思うほど。3階は見ませんでしたし。。。
外に出ると、恐竜の飾りがありました。
ここ、無料で見られる部分なんですけど、こっちの方が断然楽しそうだった息子(苦笑)ちなみに手に持っている恐竜のぬいぐるみは、お土産ショップで買わされたものです。
「大丈夫、お家に連れて帰ってあげるからね!」
とぬいぐるみに向かって話していたので、軽い気持ちで買ってあげようとしたら驚きの24ユーロ!!!立派なランチが食べられちゃう値段。。。
ずーっと奥にも博物館がありますが、そちらは現存する動物の標本っぽいものが置いてあるみたいです。他にもこの広い敷地内には植物園や動物園もあります。
私たちは疲れていたので、骨だらけの博物館だけ見て帰ることにしました。
お昼ご飯をまともに食べられなかったから、帰りにパン屋さんでバゲットサンドを買って帰ってオヤツに食べようとしたら、息子に3分の2も取られてしまいました。。。
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