ようやく終わりそうな遺産相続

長きにわたって待ち続けた遺産相続の件。ようやく終わりが見えてきました。

夫の兄に息子の保護者(フランス語でTuteur で親という意味ではない)になってもらうことを公証人に伝え、裁判所から夫の兄宛てに保護者に命ずる旨の手紙が送られてきました。

それが9月初めの話だったのですが、夫の兄が公証人に電話をしたところ、秘書から折り返し連絡しますと言われ、すっかり忘れていたとのこと。先週、夫の弟に連絡が入り(私の代理で交渉人と連絡をしてくれている)、夫の兄に公証人のところへ来るように、と。

即日行ってみると、裁判所の手続きも終わったので、最後に公証人のところへ行き、サインをして手続き終了です、という話だったそう。

できれば夫の弟にも来て欲しいので、来週の月曜に3人(私、夫の兄、夫の弟)で行くことにしました。離婚とは違い、どちらに不利になるとかそういう問題はないので、別に夫の家族だからと警戒する気持ちはまったくありません。

夫が残した物はすべて息子に渡しますが、車とバイク、駐車場は早く売りたいので、クリスマス前には片付けてしまいたいです(といっても、おそらくどちらも夫の弟と兄に譲ることになりそうですが)。ただ、相続税も関与してくるそうなので、公証人から出た値段よりも大きくずれて売らない方がいい、とのことでした(戦友Aさん情報)。

それにしても、仕事も車も不思議なタイミングです。

仕事の件(息子の面倒を見る件)は、夫の弟が無職で(かつ近所に住んでいる)いたので、送り迎えをお願いしていました。そして夫の弟の職が見つかった翌日(か翌々日)に私が解雇され、ちょうどタイミングよく息子の送り迎えをバトンタッチすることができました。そして車。夫の弟に子供が生まれて車を大きなものに買い替えたいと言っていたのですが、数ヶ月全然売れずにいました。そして先週

「ようやく売れたよ!」

と連絡が入ったタイミングで、遺産相続が終わる連絡。夫の弟は、できれば夫の車が欲しいと言っていたので、これも夫の仕業に違いないな、と私は信じています。

未成年の子供がいると時間がかかるとは聞きましたが、まさかの死別から1年と11ヶ月。日本はもちろん、フランスでもこんなに長引いている相続は聞いたことがありませんでした。。。でも、少し肩の荷が軽くなった状態で二周忌を迎えられそうです。

 

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