息子の幼稚園とフランスの私立幼稚園
去年の9月から近くにある幼稚園の2歳半クラスに通い始めた息子です。ところが、半年近く経っても相変わらず「学校嫌い」で、せっかく慣れたと思った頃にいつもバカンスが2週間も入り振り出しに戻るを繰り返しています。。。
以前のブログにもかきましたが、担当は孫がいる年のベテラン先生なのです。が、彼女は時々突然休むことがあって初めに色々と理想をしゃべっていた割には現実は違うな・・・と感じています。一番初めに、大きなノートを生徒一人ずつ出して、バカンス前に先生からクラスで何を学んだかみたいなことが書かれたものを返されるのですが・・・どう見ても、毎年同じものを使っているだろう、と。
「なんか、ちょっと一言でも手書きで生徒それぞれに対してコメントがあったらいいのにな」
と思う私は求め過ぎのようです。先生はしきりに
「私は忙しくて時間がない!」
と言うのです。週に3回も休みで、バカンスだらけで時間がないって。
そういうこともあったため、来年は私立の幼稚園に入れたいな、と思っていました。たまたま下の階にすむ方が、近くの私立の幼稚園で先生のアシスタントをされている、という話をご近所さんから聞き、コネクションもできたからもしかしたら・・・と期待したのですが、どこの家庭も同じことを考えているようで、あっさり定員オーバーで無理、と断りのメールを学校からいただきました。残念。
私立といっても、学費は月額50ユーロ(約6500円)と格安です。私立の場合、学校により色々だと思いますが、相場は大体このくらい。その他、早朝とか時間外に預けたり食堂で食べさせたりすると出費はかさみますが、日本のそれと比べれば桁違いに安いです。
とは言いましても、我が家の家計はあまり余裕がありません。ただ、もしも夫が生きていたら絶対に私立に入れるって言うだろうな、と思ったこともあり、私が得ている遺族年金分を息子の学費に充てれば夫も喜ぶだろうと考えました。が、落ちてしまったのでどうしようもありません。
今は、私が仕事の日は夫の弟宅に早朝に預けて夜に迎えに行きます。息子は午前中しか学校に行っていませんので、夫の弟にお昼は迎えに行ってもらい、そのままお昼寝もさせてもらっています。曜日によっては、お迎えは夫の兄だったり夫の両親だったり。とにかく家族総出で助けてくれている、という感じで感謝です。
実は夫の弟は失業中のため、時間的に余裕があって助けてくれるのです。でも今年の夏には子供が生まれますし、さすがに働き始めるだろう、ということで、もうあまり頼りにはできません。私立も落ちてしまったし、次に考えたのは転校です。
少し長くなってしまったので、転校の話は次回。
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