食の安全
子供が生まれて夫が病気になってから、「食べたものが体を作る」ということを常に頭に入れて、口にするものに気をつけるようになりました。
我が家では夫が家計を管理していて、私はお金が必要な時に頼んでもらう程度、しかもお買い物はほぼ夫と一緒か夫任せだったため、恥ずかしながら
何が安くて何が高いか
も良くわかっていませんでした。そんな状態でしたが、夫の手術を機に私が当時赤ちゃんだった息子を抱っこしながら買い物に出なければならず、そこから色々と学びました。
食に興味がなかったわけではありません。夫の方が詳しいので食べたいものや作りたいものを言って食材を買う(もしくは買ってきてもらう)ようにしていたのです。
夫はかなりの節約家でしたので(こういう時、過去形を使うと寂しくなります)、できるだけ安いものを選んでいました。特にあとあと気になったのがお肉類と乳製品。同じ鶏の胸肉を買うにしても、安いものと高いものではキロ当たり10ユーロ近く差があったりします。
どうしてそんなに安く売ることができるのか。
考えれば簡単なことですし、みなさんもご存知でしょうが、抗生物質を与えたり、安い飼料を与えているのです。
私自身が食べるものは「もうなんでもいいや」という気すらありますが、これから大きくなる息子にはやはり体にいいものを食べて欲しい、できる限りのことをしてあげたい、と思いました。また、夫自身も病気になってから
「食べ物には気をつけた方がいい。特に息子にはできるだけいいものを。お金がなくても健康であれば働けるが、健康でなければお金があってもどうしようもない。」
と言っていました。
夫が安いお肉を食べていたから病気になった、とは考えていません。けれども、そういったことも一因なのではないか?という可能性も否めないため、将来後悔したくない思いもあり(縁起でもないですが、例えば息子が病気になるとか)、息子にはできるだけいいものを食べさせるようにしています。
もちろん月給は少ない私ですが、健康第一で食にだけはこだわりたい!と思い、お肉類や魚介類は少なくてもいいものを(ラベルルージュという品質が保証されたもの)、乳製品はBIO(オーガニック)のものを選ぶようにしています。特にフランスは日本に比べたらかなり安く買うことができるので。ただ、いくらBIOと表記されていても原産国がわからないものなどは避けています。
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