危機一髪

今日は夫に守られました。

今朝、息子と一緒にスーパーへ買物に行こうとエレベーターを待っていました。いつもはベビーカーを持っていくのですが(息子のためではなく買った荷物を乗せるため)、今日はあまり買うものがないため持たなかったのです。毎日外出時に捨てるゴミも、買物前に公園へ出掛けた際に捨てていたたために手ぶらでした。

息子がエレベーターのボタンを押したいと言い、押させたのですがまた抱っこしろと言いました。荷物もないので抱っこしていると、ボタンのところに書いてあるアルファベットを読み始めたのです。

二人でエレベーターの間近に立ちながら待っていて、エレベーターが着いた時に足を一歩踏み入れた瞬間、

 

ガシャン!!!

 

と何かが割れる音が背後から聞こえました。何事かと振り返ると、廊下にかなりの量のガラスの破片が散らばっていました。なんと、エレベーター前の天井についている照明のカバーが落ちてきたのです!!

いつものようにベビーカーやゴミ袋を持っていれば、すぐにエレベーターには乗れず、息子をまず入れてから荷物を持って乗り込む私。そうであったら頭上に落下していた可能性が高かったです。また息子を抱っこしていなければ慎重の低い息子に破片が当たっていた可能性もあります。

 

危なかったね・・・パパが守ってくれたんだね。

 

と言いながら乗り込んだエレベーターですが、ゼロ(こちらでは、日本の1階は1ではなくゼロです)を押したのに、扉が閉まってしばらくしてまた開くのです。

 

今ここまで順調に来たよね?今朝も動いていたよね?

 

と思いながらもう一度ゼロを押しても同じこと。そしてなぜか息子が突然怖がって泣いてしまい、降りる降りる!というので降りることに。結局階段で降りてスーパーへ向かいました。

 

照明が落ちて割れた場合、誰に電話すれば良いんだろう?と思ったのですが、その時は頼りにしている向かいの人もおらず、どうしていいか分からないまま去ってしまいました。

 

30分後、買物から戻るとなぜか普通にエレベーターが動いているのです。照明の破片は、ご近所さんが戻ってきて電話してくれたようで、この30分後くらいに片付けにきてくれていました。

照明器具の落下もエレベーターの不具合も、偶然と言われれば偶然かもしれません。でもこうした危機一髪みたいな瞬間というのは、誰にでもあって、その誰もが愛する人に守られているから起こるのかもしれません。肉体は無くなっても、こうして今でも私たちを守ってくれている夫の存在を感じずにはいられませんでした。

 

息子と私を守ってくれて本当に本当にありがとう。

 

 

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