魂の記憶?

夫の葬儀のために日本から来てくれた母と弟と話していたときのこと。色んな昔話をしていたときに、ふと思い出したことがあります。

 

私と結婚する人は、病気か事故に遭ってしまう。あまり長くは一緒にいられない。

 

大学生になってすぐに、突然頭に浮かんできたことでした。私は小さい時からどこか冷めていて、大人びた考えをする子だと言われていましたし、ドラマなど全然興味が無かったため、ドラマチックなことに憧れを抱くだとかもまったくありませんでした。それなのに、上記のようなことがなぜか思い浮かび自分でも不思議で、また頭から離れませんでした。

そのため、付き合う人付き合う人、

 

この人がそうなのか?望まない別れがやってくるのか??

 

と思っていたことを思い出したのです。

 

しかし、不思議と夫と付き合い始めたときはまったく思いませんでした。そう思っていたことすら忘れていたほど、すっかり頭の中から抜け落ちていました。

 

そう、そういえばこんなことを思っていたんだよね。

 

と母と弟に言うと怖がられたのですが、その話をしていてまた思い出したことがあります。

 

妊娠中(中期)にこちらで割りと付き合いの長い女性(といっても会うのは年に1度とか)とお茶をしたときのこと。なぜかその時すごく夫の健康状態が気になっていて、

 

夫はもしかしたらガンになるのかもしれない。。。

 

と、その女性に打ち明けていました。しかし、その言葉を言った時に女性から

 

そんなことは言うもんじゃない。言葉にしたり思っていたりすると現実になってしまうから。

 

と諭され、確かにそうだな・・・と考えるのをやめたのです。

 

あの時気をつけていれば・・・と思えるレベルの話ではありませんが(夫のガンは出産後でしたし)、私がこんなことを思っていたから(好き好んで思っていたわけではなくても)夫がこんな運命を辿ってしまったのではないか、と悔やんでいます。

これは魂レベルの記憶なのか、はたまた予知能力の一つなのかは分かりませんが、そんな記憶や能力があるのなら違う形で使いたかったな、と思います。

 

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