やはり辛いシーン

日本でもフランスでも、もともとテレビを観ること自体興味がなかったのですが、死別をしてますますテレビを観ることが無くなりました。

でも死別から1年くらい経ち、夜息子が寝た後に時間があったため

「久々にテレビでも観てみようかな」

と思ってつけてみたのです。

以前、夫とはクリミナルマインド(Esprit Criminel)のようなアメリカのドラマや、サスペンス系の映画を観ていました(夫はテレビ好き)。でも、つけてすぐに消してしまいました・・・。

夫との思い出があるものを観るのが辛いのはもちろん、人が殺される、病気で亡くなる、などのシーンがあると悲しくなるからです。医療系ドラマは論外。病気で亡くなるのを観るのが辛いだけではなく、人が無残に殺されていくのを観るのも嫌になっていました。

またしばらくテレビから離れていたのですが、先日英語力の衰えを感じてまたアメリカのドラマを原語で観始めることに。不思議なことに、以前感じていたような悲しみは減り、医療系ドラマも観られるようになっていました。ただし、 「これは作られた物語」 と思いながら。

その調子でGrey’s Anatomy(グレイズ・アナトミー)を観ていたのですが・・・結婚式直前に植物人間になってしまった女性が、クリスマスに奇跡的に目覚めたものの(この時点でアメリカドラマっぽいなーと内心引いていましたが)、症状は良くならずにバレンタインデーに呼吸装置を切る安楽死をチョイスするという場面が出てきたのです。

状況は異なるものの、深い眠りにつかせる薬を注入するように頼んだ夫の場面と重なってしまい、鼓動が速くなり涙が溢れてきました。目ではドラマを観ているはずなのに、頭の中の目(?)ではあの日の場面。やはりまだまだ辛いですね。。。医療系は観ない方がいいかも。

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それにしても、グレイズ・アナトミーって(本気で観たことがないのでよく分からないものの)あっちやこっちでくっついたり離れたり、ドロドロしていたり、せわしない!

「ドラマだから」

と思いながら観ていましたが、実は現実の世界もそんなに変わらないのでしょうかね。。。

ちなみに、昨日と一昨日は息子と二人で5サンチーム(セント)1枚、2サンチーム2枚、1サンチーム2枚と合計5枚も別々な場所でお金を拾いました!夫からのサインなのかなーと思いたいです。  

 

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