明日死ぬかもしれないから
いつも、人様からのオススメの本を紹介しているだけだから、たまには自分で読んだことあるものも紹介しておかないとな・・・と思って書きます。
以前に、楽天koboで何か惹かれるものはないかな?
と探していたところ、こんなタイトルの本が目にとまりました。
「明日死ぬかもしれないから今お伝えします」
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購入して読んでみたら、ひどく後悔しました(だったら紹介するな、リンクも貼るな、という話ですが)。
要約すると、主人公の男性の前に死神が現れ「あなたは明日死にます」と宣告。「一通だけ手紙を書いてもいいよ」といい、主人公は必死になって妻に手紙を書きます。今まで言えなかった感謝の言葉や愛する気持ちが伝わり、死神の気持ちが変わって「二人は仲良く幸せに歳をとりました」とさ・・・という話です。
死別を経験していなければ
「そうだ、私も夫にもっと感謝の気持ちや愛する気持ちを伝えなければ!」
と思えるイイ話だったのかもしれませんが、
「いやいや、こっちは死別したのよ!愛する言葉を並べて命が延びるなら夫も生きてるわ!!」
と、ちょっと怒りにも似た気持ちが出てきてしまいました。
それとは反対に、何回も読み直しているのがこちら。ガユーナ・セアロの「私は私」です。
ミャンマー上座部仏教日本人僧侶の、ガユーナ・セアロの対機説法を収録したもの。難しい宗教的な専門用語がなく、わかりやすいです。ただ、死別をテーマにしているわけではなく、「これからどう生きるか」を考えさせてくれる本。
今、夫とのこととは別に人間関係でモヤモヤしているところがあるので(決して恋愛ではありません)、精神世界の本を読みたくなったのです。
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本を読んでいたら、私もミャンマーに行って飴やお米を渡したいな・・・って思いました(単なる現実逃避?)。でも、息子がもっと大きく(10歳以上に)なったら、本当に行ってみたいな、と思います。
また、みなさまからのオススメの本も教えてくださいませ。
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