あの日から半年

*いただいていたコメントに返信ができていなくてすみません。数日中に返信いたしますので少々お待ちください!

 

ここ10日間ほど、なんだか体調が優れませんでした(現在進行形ですが)。疲れが今頃やってきたのか、毎日息子と同じ時間帯に寝てしまい、睡眠をたくさん取ってもなんだか疲れていて、数日前に唇にヘルペスができました(疲れると出るタイプです)。小林麻央さんがお亡くなりになられたのも、母親からのメールで知ったほど、世の中の情報に疎い私です。
さて、月命日が来るたびに毎回思うことですが、あっという間か長かったのか、またこの日がやってきました。そして今月は半年です。

先日、ある友達からメールがきたのですが、その中に

「元気?落ち着いた?」

という一言がありました。確かに「もう」半年経っていますしね。普通の(若くて死別を経験していない)人からすれば「落ち着いた」頃なのかもしれません。

このブログという場に甘えて本音を書かせていただきます(友達への返信には書けません)が、私はこれから一生、夫がいた時のような落ち着いた心は取り戻せません。落ち着くことはありません(友達に悪気がないのはわかっています)。

もしかすると、一見すると落ち着いたように見えるかもしれません。でもそれは時とともに哀しみに慣れてきただけのこと。また、泣いてばかりはいられない、生きていかなければならないから頑張っているだけのこと。体が半分になったような、色褪せた世界で生きていくしかないのです。

そんなことを、死別を経験していない人にわかってもらおうと思うのは無理でしょうし、私もこれを経験していなければ同じような言葉をかけていたと思います。だから、こういう一言を言われたからと言って、その人を批判するつもりはありません。やはり感覚、住む世界が違うのでしょうね。

夫が亡くなってから今までの期間を、またもう一度繰り返せば一周忌。クリスマス前のあの時期がまたやってくることが、すでに嫌で仕方ありません。あの時期の匂いや病院の匂い、雰囲気を思い出すだけで、あの日がフラッシュバックしてきます。

でも私中心で世の中が回るわけはなく、嫌でもやってくるのです。しかも息子もいます。息子にとってクリスマスが楽しいものとなるように(父親が亡くなった嫌な時期と思わないように)しなければならないな、とも思います。

幸いなことに、息子は健康そのもので病院に一切かかることなく元気にすくすくと成長中。そんな息子のためにも、元気に明るく生きる母をしなければ!と思い毎日を過ごしています。そのせいか、最近心に変化がありました。

今までは両親が揃っている家族を見て

 

「いいなー・・・」

 

と羨ましく思ったり目をそらしていたのですが、今は

 

「母子家庭、一人っ子ということで同情されたくない!両親が揃っていて兄弟もいっぱいいる子よりも、息子に幸せを感じてもらえるように頑張ろう!!」

 

と思えるようになってきました。これから息子が社会に出ていく上で、

 

「あの子は父親がいないし、兄弟もいないから・・・」

 

と思われるような子にはなって欲しくなく、

 

「あの子、父親も兄弟もいないって本当!?」

 

と思われるような子になって欲しいと思っています。それにはたくさんの努力が必要ですし、夫や私の家族の協力も必要です。周りの力も借りながらたくさんの愛を注いで、勉強ができなくても運動ができなくても、とにかく人として正しい道を選択できる強い人間になって欲しいのです。言うは易し行うは難し、ですけれど・・・。

働かない頭で書いているため、文章にまとまりがなく読みにくくてすみません。日本は梅雨に入ったと聞きますが、みなさまも体調を崩されないようにどうぞご自愛ください。

 

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