義家族と誕生日会

もはや毎年恒例となっている「義家族との息子の誕生日会 in 広めの公園」を本日開催してきました。毎年恒例、私は何もしていないけれど疲れました・・・。

ピザ屋さんで頼んでいたピザは、今年は義弟が作ってくれると申し出てくれたのでありがたく甘えることに。でも、結果その方が余計に面倒臭かったという（苦笑）。ピザを作りに自分とこのレストランまでバイクで行って作ってくれたのはいいけれど、バイクだとピザを持って帰れない＝すぐ上の義兄が車で取りに行くこととなりました。みんな、非効率的なことが大好きだから（笑）問題ないみたいですけど・・・。

＊＊＊

義兄がピザを取りに行くのも、なぜか義母と息子が同行。私は家で少しのんびりできました。ピザを取りに行った帰りに私をピックアップし、そのあと義父をピックアップして公園へ。１１時半過ぎには着いて、場所取りをしていましたが、義母は

「ここは風が当たって寒いから違うところにしよう」

と言いだし、私と義母で場所探し。でも義兄も息子も「テーブルと椅子のあるここでいい」と言っていたのでそのままにしていましたが、義母がブツブツうるさいので

「あっちに移動しよう！」

と私が決めて移動することに。すると、そこから何回も

「やっぱりこっちにしてよかった。私の思った通りだった。でも余計なことを言いたくなかったから黙っていたけど、あっちだったら座っていられなかった。」

云々リピートしてきました・・・余計なこと言いたくなかったんだったら黙っててって思いましたが。

＊＊＊

そんなことをしていても、誰も現れない・・・１２時開始と言ったのに、義弟一家は１２時４５分、一番上の義兄一家は１３時に来ました。ごめんねとかも何もなく普通（笑）息子はお腹が空き過ぎてグダグダで、遅れて来た義弟の奥さんも

「私も娘もお腹空いているのよ！」

って（自分たちよりも遅い人がいるからドヤってた）。ようやく食べ始めようとしたら、なぜかチップス類を張り切って配ろうとし始めたすぐ上の義兄。いやいやいや、温かいピザでしょうよ・・・と言ってチップス類はしまってもらい、誰も動かないのですぐ上の義兄と二人でお皿にピザを乗せて一人一人に配る作業。飲み物も同様。そのあとはセルフでどうぞというスタイルで。

＊＊＊

私と同様、インフルエンザに倒れていた一番上の義兄。彼が義弟夫婦に

「レストランはどうなの？順調なの？？」

と聞いたら、

「順調、順調。毎日満員よ。」

と義弟の奥さん。そ、そ、そうなの！？と横で思いながらも、すぐにこれが夫婦で口裏を合わせているだけのことだなとわかりました。彼らはそれ以上突っ込まれたくないから「順調」って答えただけ。実際どうかわからないけど、流石に毎日満員は無いだろって（笑）義兄もそう言われたら何も突っ込めずに「そりゃよかったね」とだけ言っていましたけど。

いつもベラベラ喋る義兄ですが、今日は体調不良のためか勢いもなく、しかも彼の奥さんもなぜか不機嫌で意味がわからず。しまいには、彼らの長男（１０歳）が鳩を捕まえる云々で大泣きして大変だったというオチ。

家から箱を持参して仕掛けを作って鳩を捕まえたいって張り切っていたんです。これ去年もやっていたことなんですけど（苦笑）、近づいて来た鳩（と言っても仕掛けに入りそうにはなかった）を義弟がふざけて足で追い払ったら叫んで大泣き。。。誕生日ケーキを食べる前から帰るまで泣き腫らしていたので（２時間弱）、さすがにみんなも「泣き過ぎでしょう。もう１０歳なんだし。」とうんざり。５歳の息子が１０歳の従兄弟を気遣って慰めようとする場面が笑えました。

＊＊＊

一番上の義兄夫婦からは、Tシャツ２枚と薄手のトレーナーをもらいました。大好きな恐竜の、色が変わる可愛いやつで（スパンコールの向きで恐竜の色が変わる）

「これ欲しかったやつ！すごく嬉しい！！」

と本気で喜んでいた息子。義兄の奥さんもそれを聞いて嬉しそうでした（ほっ）。

すぐ上の義兄からは、スケートボード。何を見てか、突然スケボーをやりたいと言いだした息子。やりたいということはチャレンジさせたい主義なので義兄にお願いしました。義母は「スケボーなんてダメー！！なんでローラースケートにしなかったの！！」と本当にうるさくて私は無視。まだまだ全然だけど少しずつ練習して頑張ってほしいものです。

義弟夫婦と義両親からは現金。ちゃんと息子用のお財布に入れておきました。

誕生日ケーキは「孫悟空のケーキ」をリクエストしましたが・・・詳細は控えさせていただきます。まあ、息子が嬉しそうだったから良しということで。私は個人的にこの手のケーキが好きじゃないのですが、余ったから持って帰れと強制的に下の赤い部分の４分の１持たされました。我が家、２人（実質１．５人）ですよ！？５人家族の義兄一家も同じ量っておかしい！

＊＊＊

１６時には家に着いたのですが、スケボーをしたいというので近くの公園で二人で１時間ほど遊びました。「誕生日会、楽しかった？」と聞いたら

「うーん、あんまり。だって、みんな人の誕生日なのに遅刻してくるんだもん。良くないよね。日本で日本の家族と誕生日会する方が数倍楽しい！」

とのことでした（笑）今年の夏の帰国、ちょうど私の弟の誕生日に当たるのですが、前々から

「日本に来たら一緒に誕生日会をしようね！」

って二人（弟と息子）で話しているので、そちらの方をかなり楽しみにしているみたいです。

「ここに夫がいてくれたら」

と思わない日は無いけれど、叶うことのない現実を嘆き悲しむよりも、少しでも息子が笑顔でいられる現実に目を向けられるようになってきたな、と思う今日この頃です。ここに夫はいないけれど、こうして祝ってくれるフランスの家族、日本の家族がいるって本当にありがたい。もちろん選べるならフランスの家族がいなくて夫がいてくれた方が嬉しいですけど（コラコラ）、そういうことじゃないんですよね。今の状況に感謝できるか否か。なかなか難しいけど、そういうことなんだなって。

下のボタンをクリックしていただけると ブログ更新のモチベーションが上がります。