心遣いに感謝
今日は、わりと近所に住むお友達夫婦(日仏カップル)と一緒に、少し遠くの村(?)を仮住まいとしている大先輩夫婦(こちらも日仏カップル)の元へ遊びに行って来ました。
大先輩からは「息子を連れて遊びに来て」と言われていたのですが、電車だと本数が少なくて少し不便な上に日程が合わず・・・そしてお友達夫婦から、
「車をレンタルして行こう!日帰りになるけど」
と言われたので、お言葉に甘えて連れて行ってもらいました。
今どき便利で、(市がやっているのかな?)路上駐車されている電気自動車をアプリでレンタルできるようになっていて、それを1日借りて出発。
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約2時間の道のりですが、出発してすぐから息子の「あと何分?」攻撃が始まりました・・・ 1時間ほど車を走らせたところにある、Touet sur Var(eのうえにちょんちょんとアクセントが付きます)で一休み。
ここは、義両親の山小屋まで行く途中にも通るところで、今まで一度、しかも寝ている息子の位置をずらすために車を停めたことがあるくらいで、降り立ったことはありませんでした。
公衆トイレが綺麗でびっくり(ポイントそこ。笑)。まあ、綺麗と言っても日本のレベルと比べてはいけませんけど。
息子はお友達の旦那さんが大好きで(もちろん優しいお友達のことも大好きですけど)、彼とお話がしたくて「飽きた、飽きた、つまらない」と言って車を停めさせたに違いない、と私は読んでいます。
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それから、その先にあるEntrevauxという街でも停まりました。実はこの日たまたま蒸気機関車が通って、タイミングよくこの街で見られたのです!
日本なら線路に降りることはできませんが、ここはフランス。かなり間近で見られました。
息子、すでに「機関車トーマス」ブームは過ぎ去っているので、あまり感動はなかったようですが、
「バーベキュー(石炭)の匂いがする!ソーセージ食べたくなってきちゃった!」
と別なポイントで喜んでいました・・・。客車にも人がたくさん乗っていて、この駅にもたくさんの人がいて、フランスの鉄ちゃんっぽいおじさんたちも目撃。
このEntrevauxという街、実は私が息子を妊娠中に夫と義弟と、山小屋の帰りに寄った街なのです。
当時の思い出が蘇って来て、若干気分が悪くなりましたが、そこに息子がいてくれて良かった。
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大先輩のお家では、美味しいご飯がたくさん!
まずはベランダ(屋根付きテラス)でアペリティフで乾杯。
息子は出されたソーセージ(日本でいう太めのサラミみたいなもの)が美味しくて1人で半分以上食べたかも。。。ポテトチップスも、普段あまりあげないせいか「バクバク」食べて、まるで私が食べ物を与えていない母みたいな感じでした(苦笑)。
メインは鶏肉と子羊のお肉のトマトソース煮。
お腹いっぱいと言っていた息子も、再び食べ始めました。
チーズにデザートに、本当にお腹いっぱいになるまでいただきました。しかも、大人数で食べると余計に美味しいですよね。
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お庭の石の中から、アンモナイトの化石を発見した息子!(というのは表の話で、実は私が見つけて渡したんです)。
あるかもしれないとは言われていたものの、本当にあるとは思わなくてビックリでした。
母は、息子のためというよりも自分が楽しんで探していたということは内密に。
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帰りは湖に寄って、みんなで水切り(平たい石を投げて何回跳ねるかという遊び)をしたり、息子は大きな石を拾ってドボンと湖に落としたりで最後まで楽しんでいました。
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そして今回、義家族と同じ時間を過ごすよりも、全然疲れないことを知りました(笑)この事実に私自身ビックリ。
というわけで、親子揃って本当に楽しい1日を過ごせました。これも誘ってくれたお友達夫婦、遊びに来てと受け入れてくれた大先輩夫婦の優しさがあったからこそ。二夫婦とも、いつも義家族ばかりだから・・・と気を使ってくれて本当に感謝です。また、息子に色々体験させたいと、家族でもないのに息子を想ってくれているのがとても嬉しいです。
旦那さんが休みの日にわざわざ子連れ未亡人を誘って出掛けてくれるって、あまりないですよね。普通は家族(夫婦)水入らずで過ごしたいはずなのに。友達は数より質、間違いないです。
もう少しで二夫婦とも日本に一時帰国してしまいますが、帰って来たらまた遊ぼうと言ってもらえて良かった・・・みんな、息子を相手するのも上手で、息子は終始ご機嫌でした。
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一眼レフを持って行ったけれど、ここに載せた写真は携帯で撮ったものです。
空の色とか加工・編集は一切していません。
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