フランスでDV殺害多発

最近、フランス語の勉強のために無料でもらえる新聞を息子の幼稚園送迎時にもらっています。そして送迎の移動時間や夜に一人で読んでいるのです。色々驚くこともあったりするのですが、先日驚いたのがタイトルの内容の記事(このタイトルが記事に付けられていたわけではありません)。

*下記、読んでいた新聞から抜粋しています。

少し前の情報ですが、2017年に内務省が発表したものによると、2016年にフランス国内では109名の女性が配偶者により殺されたそうです。これは公になっている数字のみ。報告されていないもの、闇に葬られているものも含めると何名になるのでしょうか・・・

また、非公式のカップル(愛人や恋人などなど)を含むと、2017年は151名が殺害されたそうです(うち129名が女性)。

犠牲者の42%は、殺害される前から肉体的、精神的、性的暴力を受けていたとのこと。

原因は、喧嘩、嫉妬、別れ。

殺人の次に多い被害が、配偶者や元配偶者によるレイプ。
2017年には2,410名が被害にあったそう(そのうち98%が女性)。
ものすごい数ですね。

2016年、警察や憲兵隊(Gendarmerie)は112,000件の苦情や報告(喧嘩や暴力など)の登録をしたそうです。

他の国との比較がないのでわかりませんが、多いですよね!?
2017年のフランスでは、単純計算で約2日半で1人がDVにより殺されていたことになります。。。

配偶者が亡くなって悲しむ人間もいる中、こうして配偶者に殺される人もいる。一時的な感情だったのか、計画的だったのか・・・読んでいてとても複雑な気分になった記事でした。

 

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