お花=パパ、という息子の認識
夫が入院中、私は息子を連れてお見舞いに行っていました。病院までの道のり、道端に咲いているお花があると
「パパ、パパに!」
と言って取っていた息子(綺麗に植えてある花壇からとかではなく、生い茂ったいくつも咲いているお花などです)。
そして、夫が亡くなった後は、いつもお花は夫の写真の横かお墓にお供えします。
息子の中では
「お花=パパ」
という認識になっているようです。
熱が下がって回復して来た昨日、2人で食料品を買いに行きました。買い物を終えて向かいの花屋さんを通ると
「ママー、パパにお花買おっか?●●は青が好きだから、青いお花にしようかな?」
と、お墓参りに行く予定も無いのに勝手に選ぼうとする息子。
ふと目をやると、その横に可愛らしいヒヤシンスの小さな鉢がありました。
「これ、可愛いんじゃない?でもお墓には置けないから、●●がお世話するなら買うからお家に置いて育てよう。」
というと、
「お世話するから買って!」
と嬉しそうな笑顔になりました。自分でレジに持って行ってお金を払う!と張り切ります。この日は、ちょうどいつものマダムでした。
「誰かにプレゼント?プレゼント用にする?」
と聞かれましたが、息子用だから不要だと伝えると、
「じゃあ、これオマケであげるわよ。」
と、処分間近のバラを3輪くれました。
息子はバラをオマケにもらえたのが嬉しかったみたいで、ヒヤシンスよりもバラを手に持って帰りました。
そうそう、大きなクリスマスツリーに続き、小さなクリスマスツリーを出したんです。廊下に飾っていたら、
「ここにお花を置く!」
と横に設置。
毎日お花(というかキノコ)に挨拶をして(笑)、やり過ぎない程度に水やりをしています。
お花は全部パパにあげる必要はないし、自分でお花を育てることも学んで欲しいと思ったので、買ってみて良かったです。
夫も、そんな息子の姿を見てニコニコしていることでしょう。
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