怖い夢

先日のブログに書くのを忘れていましたが、公証人(フランス語でNotaire)のところへサインをしに行ってもいないのに、夫の兄から

「これ、支払いだって」

と、振込先口座情報が載った紙切れ一枚を渡されました。金額は右上に手書きで。

「まだ全部終わっていないのに、支払い催促だけは早いのねえ。自分の仕事もちゃんとしていなかったくせに」

と心の中で思いました。

その金額、3,280ユーロ(日本円で約43万円)。

夫の口座から引いてもらえないのですか?って聞きたい金額(苦笑)。振込しろという話でしたが、あいにく私の口座からの振込は1日に3,000ユーロが限度でできませんので、今度の月曜に直接小切手でお支払いしたいと思います。

 

さて、話は変わり・・・フランス的には赤ちゃんの時から別々で寝るのが当たり前ですが、我が家は夫の闘病で夫婦一緒に寝られなかったこともあり(初期から痛みがあり頻繁に起きたりしていたため)、息子とはずっと一緒に寝ています。

今朝、息子はよくわからない叫び声とともに泣きそうな顔で目覚ましが鳴る前に起きました。何事かと思ったら

「怖い夢を見たんだよ!知らない怖いおじさんに連れていかれる夢!!」

と、私にしがみついてきました。

「ママー、怖いから離れないで!」

と怖がってくっつく息子が可愛くてニヤニヤしてしまった私。

つい最近までは「夢」自体が何か分かっていなかったのに・・・子供の脳の成長は本当にすごいです。

実は、前日に学校へ迎えに行って帰る際、路面電車の中で突然

「ママはあっちに座って。あっちに行って!」

と一人で不機嫌だった息子(恐らく空腹のため)。

「ママがあっちに行って離れちゃったら、見えない隙に知らない人が来て連れていかれちゃうかもよ?だからママとは離れちゃダメなの。」

と言ったら、

「知らない人ってどんな人?怖い?あの人?この人??警察に電話したら?」
(日本語で良かった。。。)

「連れていかれたらどうなっちゃうの?その人のこと叩いたら?」

など、家に着くまで質問攻めに遭いました。。。おかげでママから離れちゃダメということがインプットされたようですが、まだ見たこともない怖い人が脳裏に焼き付いてしまい、連れて行かれる怖い夢を見てしまったよう。

そのせいで、今日も寝る前(というか、夜ご飯を食べる前)から

「今日は怖い夢見ないよね?(すでに泣き顔)大人も怖い夢を見るの?」

と怯えていました。

「昨日怖い夢を見たからもう見ないよ!もちろん、ママも時々怖い夢を見るよー。また怖いことを考えると夢に出て来ちゃうかもしれないから、楽しいことを考えながら寝よう!」

というと

「じゃあねー、ママと一緒にレゴで遊ぶこととかー、ママと一緒にお料理することとかー、ママと一緒に公園に行くこととかー、ママと一緒に・・・」

次から次と「ママと一緒に」が出てきて、こんなに息子に愛されている私は幸せ者だな・・・と、聞いていて泣きそうでした(笑)

寝る前は、話が明るい絵本を読んで安心して寝た息子。

どうか今日は楽しい夢を見ますように。

 

 

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