雨降りのお墓参り

何度かブログに書いていると思いますが、１１月１日はフランスで「トゥサン（Toussaints）」という祝日で、お墓参りに行く日と位置付けられています。

去年と同様、今年もお墓参りに行って来ました。去年は誰と行ったか覚えていませんが、今年は夫の両親とすぐ上の兄の５人で。あいにくの雨降りでしたが、小降りになったところを見計らって行きました。

幸か不幸か、息子もお墓参りに慣れたもので、着いてすぐ墓石にキスをし、その後持参した鉢植えに水やりをしていました。

お墓に到着した直後から泣き始めていた夫の両親は、そんな息子の様子を見てまた涙。

前回のお墓参りの時から「カタツムリ探し」が楽しい息子は、夫の兄を連れてお散歩へ行きました。その間に、私は墓石を拭いたり、鉢植えの周りを掃除していたのですが、墓石両脇に供えてある造花の花瓶を掃除していたら

こんなところにカタツムリがいました！しかも大きい。

「とっちゃいなさい」

と夫の母に言われましたが、息子が戻って来たら見せるから、とそのままに。

「灯台下暗しだわー」

なんて思いながらよく見てみると実は３匹いたのです！！

戻って来た息子に見せて、私が取り出してみると

またもや「大中小」のカタツムリだったのです！（写真だと大中の大きさの違いがわかりにくいですが）

もう一方の花瓶を探してみてもカタツムリは見つからず。他の鉢植えにも見つからず。この花瓶に３匹だけいたのです。

この日に合わせて「いつでも３人家族だよ！」という夫からのメッセージなんて、本当に夫らしい！

と、一人でニヤニヤしてしまいました（泣いている夫の両親を横に不謹慎ですが）。

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