ヤキモチ妬きな夫だから?
時々ここに記す、私が体験する不思議だと思うことは、他の方にとってみれば
「別にそれは亡くなった人からのメッセージでも何でもないよ。誰にでもあること。」
かもしれません。
でも、私はあえて夫からのサインだと思いたいのです。また、同じく愛する方を亡くして悲しんでいる人と「こういうこと私もある!」と共感したり、「こういうこともあるのか、頑張ろう!」と思って欲しくて書いています。
私は普段結婚指輪を付けていません。これは夫が亡くなる以前、というよりも結婚してすぐのことからで、何故かと言うと家事の邪魔になるからです。固形石鹸で手を洗う時、指輪に石鹸が残ったりするのも嫌だったり(洗い方が雑だから?)。
というわけで、指輪は外に出かける時しか付けていません。しかも、食料品の買い物や息子の送り迎えくらいのちょっとした用事では付けません。
いつものように、朝息子を幼稚園へ送ろうと準備をしていたら
「今日は指輪をつけていこうかな。」
と突然思いました。準備が済んだ後、やっぱりつけよう!と慌てて指輪だけ付けて出発しました。自分でもどうしてそんなに指輪が必要だったのかはわかりませんでした。
息子を送り、帰り道にスーパーへ寄ることに。お魚が食べたかったので、お魚コーナーに行くと(こちらでは量り売りしてくれる所が多い)、いつもの魚屋のお兄さんがいませんでした。そのかわり、彼よりも年上の見た目でエロそうな(失礼な表現ですみません)おじさんがいました。時々いるようですが、私は3回くらいしか会ったことがありません。
この日はサバ2尾とボイルエビを買いたかったのですが、他に人もいなかったためか(普段は並んでいるのに)オヤジギャグとか聞いてもいないことを話してきたりしましたが、魚を受け取ろうとした手がたまたま左手で
「あれ!?左手の指輪見えちゃった!ってことはマダムってこと・・・!?残念!!!」
と言われ、
あ、そうか!これはヤキモチ妬きな夫が「指輪をつけていけ」って守ってくれたんだ!!
ということに気づいて鳥肌。なので、
「そうなんです、3歳の男の子もいるんですよー!」
と笑顔で言って立ち去りました。
そして、指輪が見えなかったら何を考えていたわけ?と思うと、違う鳥肌です。
夫は生前、私が一人で出掛ける時に指輪を忘れると
「変な男が近寄ってきたらどうするんだ!」
と心配していたのを思い出しました。
「誰も寄ってこないし、変な人は指輪をしていてもいなくても近寄るでしょう」
と返事をしていましたが、やっぱりしていることに越したことはないのかも?
下のボタンをクリックしていただけると
ブログ更新のモチベーションが上がります。
-
前の記事
双子の神秘から死別を考える 2018.09.24
-
次の記事
日本へ帰国 2018.09.29