失業保険と面談
息子の体調不良は、高熱が終わったあとに口の中が荒れて、今は熱が無くなったものの大きな口内炎ができていて歯茎も腫れたままで痛々しいです。でも、少しずつ食べられるようになってきたので、火曜日は午前と午後学校に行かせました。明日も大丈夫そうなので1日行かせます。
さて、6月末に解雇されてから、紆余曲折あり9月初めに3日分(どういう計算で3日分なのか不明ですが)だけ失業保険(フランス語で<Chômage>ショマージュ)が支払われました。
正式に届いた書類(といってもメールで職安のサイトに行って自分でメールを確認)を見てみると、今までいただいていたお給料の半分ちょっとの額がもらえていました。
普通、雇い主側都合の解雇ですとお給料のほぼ同額をもらえます。雇い主がやめさせたい、こちら側もやめたいという場合は合意のもとで半額ほど。辞職だと一切もらえません。
私の場合は解雇ですので、普通に考えたらお給料の同額程度をもらえるはずですが、フルタイムではなくパートタイムであったため労働時間なども計算されてこれくらいになったというわけです。
でも、私の予想ではもっと貰えない予定だったので半額ちょっといただけて少し心に余裕ができました。やはり経済的に窮屈だと心にも余裕がありませんからね。
しかも、驚くべきことに600日くらいもらえる権利があるそうで(だからフランス人は働かないのではないかと)、これまたホッと一安心です。
実は、先日職業心理学氏と面談があったのですが、私の経歴と家庭の状況、私の最小限の希望を伝えると
「正直、今までこんな複雑な状況の人に会ったことがなくて私自身もどうアドバイスしていいか困っています」
と言われました(笑)
私が住むところは観光地としても有名ですので、レストランでサービスとして働こうと思えばシーズンではなくても見つかりやすいと思います。でも、息子がいることで週末は一緒にいたいとか夜は働けないとなると、雇ってもらうのも難しいですし、第一サービスとして定年まで働けるかは疑問です。
職業的にはいろんな人に会えて話もできるし、私としては面白そうだとは思うのですが、独身でもない子持ちシングルマザーの私には適していない、とハッキリ言われました。
将来を見据えて考えると、少しハードルが上がっても別な職業の方がいいと言われ、前職はほとんど求人がないため却下。日本で営業事務として働いていた経験があるため、そこを目指してみましょう、ということになりました。事務職であれば、息子の学校時間内に収まることや、週末が休みというのが合っているから、とのこと。
「フランス語でのパソコン操作はおそらく問題ないと思うのですが、正直電話対応が苦手です。自分が質問する立場でかけるのならいいのですが、予測不可能なこととか言われたら頭が真っ白になりそうです・・・」
と正直なことを言うと、
「対面で話している分には大丈夫なレベルだと思います。電話も慣れの問題だと思いますが、必要であれば講習みたいなものもありますし、次回担当者も含めて話し合いましょう。もしも英語の方がいいというのであれば、英語圏の会社の事務なども視野に入れられますしね。」
と言われました。
それにしても、この職業心理学氏のおじさまは本当に優しくて話しやすくて良かったです。
次回の職安の面談はいつなのかまだ不明なのですが(おそらく月に1度)、これもメールで召集がかかるそうなので、毎日マイページを確認しています。学べることは少しでも若いうちに!と、ちょっと前向きに考えています。
下のボタンをクリックしていただけると
ブログ更新のモチベーションが上がります。
-
前の記事
息子の体調不良の原因 2018.09.07
-
次の記事
神様なんていない 2018.09.13