とうとう出た質問

2歳8ヶ月を超えた息子から、とうとうこの質問が出てきました。

「どうして他の子はパパがいるの?」

悲しそうとか寂しそうという感じは一切なく、単純な疑問のようです。

「あなたにもパパがいるでしょう。ママとパパがいるから赤ちゃんが生まれるんだよ。ママだけでもパパだけでも赤ちゃんは生まれないの。」

と答えると、

「でも●●(息子)のパパは死んじゃったでしょう?どうして病気になったの?」

と、またいつもの質問。。。

「他の子も、パパがいなかったりママがいない子もいるんだよ。同じように病気になったり、事故にあったりとかね。でも、みんなパパもママもいるんだよ。」

と答えると、

 

「●●、パパ嫌い。いらない。ママだけの子だから。」

 

と言い出しました。

「そんなこと、パパが聞いたら泣いちゃうよー。あ、今泣いてるかもよ!?」

「いいの、嫌いだもん!」

と譲りません。

自分が置いていかれた気になっているのか、パパがいないという事実に不満なのか、単なる気まぐれなのかはわかりませんが、こうして小さいながらも色々と考える姿に胸が痛みます。

父親がいないことを受け止めながら悲観的にならないためにも、夫の家族には「この子に対して父親がいないから可哀想という同情的な態度や発言はしないように」と念押し。そうでないと、自分は可哀想な人間なんだ!と思い込んでしまう気がするのです。まだ小さいですから、父親がいない状況が当たり前で育った子が「自分は可哀想」と思ってしまうのは、きっと周りの責任に違いない、と考えています。

ただ、フランスでは離婚している家庭、シングルマザー(ファザー)や離婚者同士の再婚などかなり多いので、そういう意味では日本よりも育てやすいかもしれません。

 

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