お花の夢とお墓参り
先日、夢でお花屋さんの前を通ったら、すごく綺麗なお花が安く売っていて、友達か誰かがそれを先に買ったのですが、私も違う色のお花を気に入って買いました。そのお花を夫にあげようとか、そういったことまで夢では考えていなかったと思うのですが、起きた時に
そうだ、お花屋さんに行って良さそうな花があったら買ってお墓に置きに行こう。
そう思って息子とお買い物に行きました。お買い物に行く前に、リサイクルできるペットボトルや空き缶などをマチの広い浅めの紙袋に入れて捨てて、袋も捨ててしまおうと思っていたのですが、なぜか息子がこの紙袋を気に入ってしまい、捨てずに持たせることになってしまいました。
食料品のお買い物を済ませてお花屋さんの前を通りかかると、突然息子が
パパにお花買おっか。
と言い出したのです。私は夫にお花を買うことを息子に話していませんでしたし、今まで息子連れで買ったことがあるのは1度だけ。ほぼ毎日通るところなのですが、
なんで今日に限って!?
とビックリしました。そして鉢植えコーナーへ行くと
あ、これ可愛い。
と思った小さめのお花の鉢植えがありました。夢で見たものと同じではないはずですが、ピンときたお花。しかし、息子はその隣のピョンと長いお花(何という名前なのか分かりません)を欲しがって聞きません。
息子が夫にこれを買いたいというのであれば・・・
とレジへ向かうと、自宅用かギフト用か聞かれました。そこでお墓用なんです、と答えると、
これは背が高くてバランスが悪いからすぐに倒れてしまってお墓には向かない。これがお勧め。
と、私が初めにピンと来た花を選んでくれました。背の高い花の方が倍くらいの値段だったのですが、自分たちの利益ではなくちゃんと用途を考えて選んでくれたお花屋さんの優しさに感動。色はピンクと赤があったのですが、息子がすぐに赤を選びました。
おばあちゃんかおじいちゃんにでもあげるの?
と息子に向かって話していたため、
実は、この子のパパのためなんです。
と話すと、
こんなに小さいのに・・・こんなに可愛いのに・・・
と、息子を見る目が若干涙ぐんでいました。そして、
じゃあ、これは君にね。大好きな赤よ。
と、赤いバラ一輪を息子にプレゼントしてくれました。そしてビニール袋に入れてもらったのですが持ちづらいなーと思っていたところ、息子が持っていた紙袋に目が止まりました。入れてみると、ピッタリ入るのです。この袋はそのために捨てられなかったのだろうと思いました。
数日後、夫の弟に車を出してもらい(私も免許を持っているのですが車が夫のもののため、保険のことなどがあってまだ運転できないのです)、夫の両親も連れてお墓参りへ。
お墓の前に鉢植えの花を置く用の台を設置したのですが(日本と違いこちらは切り花よりも鉢植えを置きます)、既に並んでいた2つの鉢植えの横にピッタリと入りました。もう少し鉢が大きければ台の上に置けなかったくらいジャストサイズ。
夢とお花と紙袋、息子の発言、そして車を降りてすぐに見つけた1サンチーム(その時の記事)。私が無理やり関連づけているだけかもしれませんが、夫からのメッセージだったのかな、と思っています。