サンタクロースの正体を知った6歳児
今日は雨のトゥサン(諸聖人の日)でした。祝日出勤後、息子を義兄宅に迎えに行く前にお墓参りをしました(息子を迎えに行ったほうが早かったのですが、すでに義家族とお墓参りに行ったことは知っていたので、また連れて行ったら嫌がられるため)。が、遅かったのでお花屋さんもすでに閉まっていました・・・また来るからね、と電池のロウソクだけを置いてそそくさと息子を迎えに行きました。
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みなさん自身、もしくはみなさんの子供(たち)がサンタクロースの正体を知ったきっかけは何でしょうか?
私自身はまったく覚えていないんですけど。。。
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その日は突然やってきました・・・私は11月くらい、クリスマスの絵本を読んでとせがんでくるあたりに来るだろうから、まだまだ大丈夫だろうと思っていたのですが・・・。
今から1ヶ月半くらい前の9月半ば、息子が突然
「ママ、去年サンタさん用に置いておいたピザ食べたのって、ママ?」
と聞いてきたんです!
*こちらではサンタクロース用にクッキーと牛乳、トナカイ用にニンジンを置いておくのが習慣なのですが、息子は自分が好きなピザを分けてあげたいとピザを置きました。
(え!!)
と言葉に詰まり、これ以上嘘をつき続けるのも、息子の性格上(あとあと)すごく嫌がるだろうと思って、でも今ここで夢を壊していいのか!?という葛藤もありながら
「うん、そうだよ」
と口から出てきた真実・・・ごめん、息子・・・。
「え、そうなんだ・・・」
しばし考えてから泣き始めた息子。
「サンタさんがいないって分かって悲しくなったの?」
と聞くと、
「そうじゃない!ママが今まで嘘をつき続けていたことが嫌なの!馬鹿にされていたみたいで悔しいの!!」
と泣き始めました・・・そうだと思ったよ、母は。
実は4歳の時に打ち明けようかって思ったんです。その頃から徐々に疑っていたので。でも義家族に
「今しか無い時期なんだから、学校とかで気づくまで黙っておくべき!」
と言われて黙っていました。
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しばし泣いた後、
「お化けやモンスターはいないって信じないのに、サンタさんだけいるって信じるのも変な話だよね」
と私が言ったら、息子も
「確かにね・・・」
と納得(?)。後日、日本の弟にその話をしたら、
「6歳児に対してそんな言い方しなくてもいいじゃない」
と軽く説教されてしまいました(またもごめん、息子)。子供に対しても現実的な私ですが、さすがに息子が
「学校のみんなにサンタの正体を教えてあげよう!」なんて言い出しても困るので、その点はしっかり
「まだまだ信じている子たちがいるんだから、その夢を壊しちゃダメだよ。」
と息子に言い聞かせました。
というわけで、クリスマスツリーの下に内緒でプレゼントを置いておく楽しみも、息子の喜ぶ顔を見る楽しみもなくなり、これから年末までどうやって気分を盛り上げていこうか考え中。。。あと1ヶ月半ほどで5回目の命日。。。
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