またもガン
友達といっても、私の母親との方が年が近い女性がいます。彼女の旦那さんにガンが見つかりました。旦那さんは彼女よりもかなり年上なので70歳を過ぎているのですが、それでも身近にガンになった人がまた出てくると、夫のことを思い出してしまいます。また、治療に成果が見出せなかったこの季節、何だか落ち込んでしまいます。
***
結婚が遅かった彼らは、子供たちは成人してまだ数年、孫もいないのです。定年後は二人の生活を楽しもうって思っていた時期だと思うのですが(もちろん旦那さんはすでに退職していますが)、まさかこんなことになるなんて!と思ったことでしょう。
70歳を過ぎるまで生きられたからいいじゃないっていう意見もあると思いますが、私としては先週までチラッと見かけた元気な姿が、突然ガンで歩くのもままならなくなったと聞いて驚きしかありません(歩行についてはもともと足が悪かったのですが)。
今週に入ってすぐ
「具合が悪い」
とは聞いていたのですが、翌日には本当にひどい状態になって救急にかけつけ、すぐさまMRIなどをしてもらったそう。すると
「今日は帰せません。このまま入院です」
と言われて、肺ガンだと告知されたとのこと。
本当に見つかったばかりなので、ステージが何なのかも分からない状況ですが、支える友達の立場を思うと落ち着きません。
***
夫とは違う病院ながらも、隣の病院なので我が家からも近いため(彼女の家は遠い)何か手伝えることがあったら遠慮なく言ってね、とは言っているものの・・・果たして私に何ができるのか。夫と違って高齢だから進行は遅いと思いますが、それでもステージが進んでいればあっという間に・・・ということだってありえます。
ちなみに今はコロナだから病院に付き添いできないのかと思いきや、全然問題なく入れたとのことでした(フランスの病院、どうなっているんだ?)。コロナ病棟だけは隔離なのかな?よくわかりませんが。
時間を見つけて彼女とお茶でもして話を聞いたり(好奇心からではなく)、何か緊急で必要なものがあれば買って届けるなどできたらいいな・・・と思います。
「私は大丈夫よ!」
と気丈に振る舞う彼女ですが、目は涙目・・・もしもステージが進んでいれば、歳も歳だし抗癌剤などはやらないと決めているようですが、とにかく転移などないといいなと思わずにはいられません。
「憎まれっ子世に憚る」かうちの義父なんか何度もガンになっているのに、毎回逃れて(?)生きていますけどね。
下のボタンをクリックしていただけると ブログ更新のモチベーションが上がります。
-
前の記事
別れと出会い 2020.10.05
-
次の記事
ようやく公証人から・・・ 2020.10.13