税金と銀行口座、その後
先日、住民税の支払いで納得いかないことが出てきたからメールで問い合わせをした、という話を書きました(その話はこちらからどうぞ)。
10日後に返信がきて、
「あなたの申請には下記のものが必要です。15日以内にこちらに送ってください。 1、遺産相続に関する証明書 2、工事に関する領収書 3、賃貸契約書 以上。」
という内容でした(要約しているのではなく、このまんまの機械的な文章)。
2は、「11月末に遺産相続が終わって、工事をして貸し始めたのが4月末」とメールに書いたので要求されましたが、やったことはペンキ塗り(義弟)とその他メンテナンス(私)なので領収書はない旨を記載し、2つの書類を送り返しました。
3の賃貸契約書は私が交わしていないので(不動産屋さんと借りている人)、不動産屋の担当者にメールをしてすぐに送ってもらいました。 どのくらい減額してくれるのか分かりませんが、少しでも返金してもらえるのならありがたいです。 そして、この件に関してはまったく義家族の力を借りず(相談もせず)に一人でやれたので、何だか自分で自分を褒めたい気分です(大げさ。笑)。
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夫の二つ目の銀行口座が7月に手続きをしたまま放置になっていたことを最近気づきました。
そのため銀行に問い合わせたかったのですが、日本と違ってこちらは窓口がありません。しかも以前は受付みたいなところがあったのですが(銀行はCaisse d’Epagne)、人件費削減のためか無くなってしまいました。 7月に担当者から名刺をもらっていたことを思い出し、台本(?何を言うかという頭の中のシミュレーション)も考えずに電話番号を押した私。本当に強くなったなーと自画自賛。
名前を言ってもすぐにわかってもらえなかったので、 「日本人で、夫の遺産相続のことで・・・」 と言った瞬間、悲しきかな日本人で遺産相続の件なんて他にいないのですぐに思い出してもらえました。
「すぐに担当者に連絡をして、向こうから連絡するようにしますね。来週の始めには何かしら届くはずです。」
と。上記の不動産屋さんにしても、この担当者にしても、こちらにしては珍しく対応が早くて本当に助かりました。 そして今週始め。予定通り手紙が届きました。内容は、息子の保証人であるすぐ上の義兄の一筆とIDカードのコピーが必要とのこと。そして義兄にも同じ手紙が届いていたようで、彼もすぐに用意してくれて、昨日送り返しました。
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よく考えたら、昨日で遺産相続が終了して1年。あの時、公証人が銀行口座とかを閉めてくれないってわかってすぐに行動していたら、夏には終わっていたはずなのに・・・まあ、過ぎたことを考えても仕方ないです。
あ!公証人といえば、彼からの明細(どこにいくら支払って、どこからいくら支払われたのかなど)を聞くのすっかり忘れていました・・・というか、サインした時に「送ります」って言っていたのに・・・本当にこちらから何も言わないと何も進まない国です。言っても進まないことも多くて大変。とにかく連絡しないと!
間も無く夫の命日から3年経つのに、まだこんな状況。でも、亀のような歩みでも少しずつ色んなことが前進しているんですよね。夫がいた時になかったものが建っていたり、あったものが壊されていたり・・・こうして世界は回っている(Life goes on)のは分かっているけれど、何とも言えない気持ちになりますね。
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