嫁がしきる誕生日会
来週、夫の父の誕生日があります。 以前も書きましたが、夫との死別以来夫の両親は
「もうお祝い事はしない。孫たちの誕生日以外何も祝う気になれない。」
と何度も言っていました。
ところが、息子との死別よりも自分たちの死を考え始めたのかわかりませんが、
「家族みんなで集まって誕生日会をしたい」
という気持ちが芽生え始めたようです(!)イースターのことを言い出したのも、そのせいなのかも?
***
夫の母が私に
「今年は誕生日会をしてあげようと思うのよ。」
と言ってきました(4月半ば過ぎのこと)。この2年強、そんなことを言われたことがなかったので正直驚きました。
「あの子(私の息子)がした誕生日会みたいに、あの広い公園でピザでも買って孫たちと写真を撮れたらいいんじゃないかって。」
というので、私から夫の父に聞くと
「レストランに行くとか大きなことをしなくていいから、家族みんなが集まれたら嬉しい」
ということでしたので、来週の日曜にすることに決めました。
ただ、夫の母は言い出しっぺでも何もしない人だとわかっているので、私から夫の弟に連絡。通常日曜は仕事のため休みが取れるか職場に聞いて欲しいとお願いしました。そして夫のすぐ上の兄には口頭で連絡。一番上の兄には電話をかけました。
「誰かがやるだろう」
とか
「まだ先のことだから」
と誰も何も進めないのが、この家族。直前だと夫の弟は休みが取れなくなるので早めに連絡しておいてよかったです(結果、休みが取れることに)。
***
ただ、一番上の兄の奥さんが出勤日らしく、またメール攻撃を受けました(なぜ私に〜)。
夫の父にとってみれば、一番大事なのは息子3人と孫が揃うこと。嫁はその次です。いたら嬉しいけどいなくてもいい的な存在。夫の弟の奥さんも仕事なのですが、彼女は午後からの出勤。なので、面白くないのが兄嫁。
「私は仕事よ」
「それは残念」
とやりとりをした2日後に
「で、結局誕生日会は予定通り12日にするわけ?」
とメールが。
「あなたには悪いけれど、夫の弟が休み取れる日曜は12日しかないの。だからやるよ。」
と送ると
「OK」
でもその後すぐに
「Tant pis pour moi(残念、私!とかしょうがないわのような意味)」
と。いらなくない?
「予定は変えられないの?」
と聞くと
「そんなの無理よ!もうプランニングが決まっちゃっているんだから。しょうがないわ。」
と。私のせいじゃないのに、なんだか悪い気がして
「義母の誕生日は6月だけど、それをやるって決めたらすぐに連絡するから。」
と送ったら
「6月のプランニングはまだだから。」
って・・・話が噛み合わない・・・ポイントが違う・・・
もういいや、と思って 「OK」 とだけ送っておきました。それにしても本当に何か言いたい人なんだなー。これからは兄嫁にメールじゃなく、夫の兄にだけ連絡しようと学んだのです(いまさら)。
***
すべてやってから
「これって普通息子たちがすることじゃないの!?」
と思いましたが(笑)、私は仕事もしていないしみんなにお世話になっているから、これくらいしなきゃな・・・と。
しかも息子たちは両親が「誕生日なんてしなくてもいい」とずっと言っていたので、まさかしたい気分になるなんて思っていなかったはず。だから他人の私が入って調整して良かったのかな、と思います。夫の母も一番初めに私に話したわけですし。
あとは、来週になったら頼むピザの種類と数を夫のすぐ上の兄と決めて、アペリティフを数種類、飲料を買っておけば準備万端!
下のボタンをクリックしていただけると ブログ更新のモチベーションが上がります。
-
前の記事
置いていかれている感覚 2019.05.02
-
次の記事
夫の役割 2019.05.05