未亡人の結婚指輪
配偶者と死別なされたみなさんは、結婚指輪ってどうしていますか?
1、以前と変わらずずっとつけている人
2、外してしまった(大事に保管している)人
3、どこかに出かける時だけつけている人
4、ネックレスなど別の形でつけている人
私は3の「どこかに出かける時だけつける」状態です。前に書いたかもしれませんが、夫の生前から3の状態だったので、どうしても普段指輪をしていないことの方が私にとっては当たり前なのです。
それでも、死別したては逆に
「夫はこの世にはいないけれど、私は結婚している!」
という意思の現れか、しばらく家でも外しませんでした。
でも、小さい子供との生活で指輪の宝石部分が息子の顔に当たったり、石鹸で手を洗うときに指輪の間に石鹸が残ったり、やはり不便(?)だなと思って外しました。
ちなみに、夫の結婚指輪は葬儀の時に夫につけました(土葬のため)。初めからゆるめだったのですが(夫は節が太くて指は細いタイプ)、病気になり本当にゆるゆるになってしまい、ずーっとつけていませんでした。葬儀前に夫の指輪をどうするか?という話になった時、私は何の迷いもなく
「夫につけてあげたい。」
と言いました。夫の家族からは、将来息子に形見としてあげるとか、ネックレスにして自分で持っているとかでもいいんじゃないのか?と言われたのですが、私の気持ちは揺るぎなく、夫につけました。葬儀の時に来ていた夫の母の妹たちに
「(金だから)もったいない」
みたいな言い方をされましたが、これは「私と夫のものなので、息子にあげるものでもない」と思ってつけたのです。
でも、今になって
「やっぱり手元に置いておいた方が良かったのかな?」
なんて思うこともあります(苦笑)というのも、いつか誰も私たちのお墓をお世話してくれる人がいなくなった時に、夫の棺が潰されて・・・と考えてしまい、ちょっと。。。でも、その頃には私も息子もいないだろうし、それはそれでいいのかな。というか、お墓を開けて取れるわけでもないので考えても仕方ないことなんですけどね。
私と夫が反対の立場でも、きっと夫は私に指輪をつけてくれていたと思うので、やっぱりこれで良かったんだと思うようにしています。
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