もっと気分が下がって涙

今日まで、夫との思い出の地である夫の両親が所有するセカンドハウスに2泊3日で出かけていました。

夫のすぐ上の兄がバカンスで時間があったため、夫の両親と息子と5人で行って来たのです。

「本当なら夫の兄ではなくて夫がいるはずだったのに。」

という気持ちは以前より薄れましたが、やはり思い出の地に着くと、夫が元気だった頃の姿が、見えないはずなのにそこら中に見えてきました。

夫はいつもここに座っていたな
二人でここに寝転んで空を見上げて話をしていたな
夫が火をおこしてバーベキューをしたな
二人でバギーに乗っていろんなところへ行ったな

思い出したらきりがありません。一つ一つのことに感傷的になっている暇はありませんでしたが(息子がいたので)、帰って来てからの気分のダウンが激しくて・・・何だか止めどなく涙が出て来たのは本当に久しぶりです。

夫のことを除けば、息子は市内にいるよりも伸び伸び自由に遊べで「帰りたくない!」というほどで、私も嬉しかったのですが。

でも、そんな息子の気持ちを聞くと、夫と生前

「二人で近いうちにここで子供(たち)と暮らせたらいいね」

と話していたことを思い出してしまったり。

この思い出の地を、息子が大好きでいてくれることを夫はとても喜んでいてくれることに違いないのですが、誰よりも一緒にいて欲しかった人がいなくて、代わりに(といったら失礼なのですが)そこに夫の兄と夫の両親がいて・・・。

もちろん、誰もいなくてまったく息子と二人きりよりはマシ、いつものプラス思考で!!とは思いながらも、体と心がついて行かなくて、こうしてブログで吐き出させていただきました。

日本の家族が帰ってしまった後、気分転換のつもりで行った場所でますます気分が下がってしまうなんて・・・。

あー、会いたい。一言でもいいから、声が聞きたい。

 

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