息子用に買った絵本で号泣

息子は理解力があって「父親の死」についても息子なりに理解しようとしているのがわかります。それでも、やっぱり矛盾というか納得できない部分もあって、

「パピー(フランス語でおじいちゃん)たちは、パパがお空にいて見ているっていうけど、飛行機に乗ったら見えるの?」

などというような質問も出てきます。そのため、

子供に「死」とは何か伝える良い絵本は無いかな?

と思い、探してみました。

するとおじいちゃんがおばけになったわけという本にヒットしました。

レビューも良かったのですぐに購入し、実家に送り他の荷物と共にフランスまで送ってもらいました。

息子に読みながら泣いてしまっては恥ずかしいので、まずは夜に一人で読んでみることに。

大好きだったおじいちゃんが亡くなってしまい、悲しむ孫のところに、おじいちゃんがおばけになって現れます。色々な思い出を思い出しながら、忘れ物を見つけて去っていく(成仏?)話なのですが、その思い出話を読みながら「エリック(孫の名前)」の部分を、頭の中で自分の名前に自動変換して読んでしまったら(意識したわけではないのですが勝手に)、もう涙がボロボロと号泣でした。

これを買って読んだことも「夫からのメッセージ」とプラス思考で解釈しています(苦笑)

肝心の息子ですが、初めは絵が好きではないのか読みたがらず。無理に読ませることもなく本棚に置いておきましたが、ある日突然

「ママー、この絵本読んでー」

と持ってきました。

すでに読んで内容は頭に入っていたので、読みながら泣くことはありませんでしたが、エリックのママはおじいちゃんが「天使になる」、と言い、パパは「土になる」という場面で、

「パパは土になっちゃったと思うなー」

と言われて何だか悲しくなりました・・・。

ただ、これを読んでから

「パパの体はお墓にあるけど、もしかしたらパパはココにいるかもしれないし、あそこにいるかもしれないし、ママと●●を見ているかもしれないんだよね」

と言うようになりました。

「でもやっぱり見えた方がいいよねー?」

とも言われるので、

「そうだよねー、ママもパパを見たいなー。いつか見えるようになるかな?」

と二人で話しています。

翻訳された本なので、日本語が滑らか(?)ではない部分もありますが、そこは勝手に変えたり省いたりして読んでいます。

 

 

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