続・夫からのメッセージ
これをメッセージと受け取るか否かは、その人次第だと思うので、苦手な人は飛ばしてください。
「そういえば、4月はお墓参りに行く暇がなかったな・・・」
と数日前から思っていました。ただ、息子はあまり好きこのんでいかないので、仕事が休みで息子が幼稚園に行っている間に、夫の弟に頼んで連れて行ってもらおうと思っていました。
昨日、息子を連れて近所のスーパーまで食料品の買い出しへ。スーパーの前には、夫のお墓用にいつもお花を買うお花屋さんがあるのですが、息子が突然
「ママー、パパのところにお花が無いからお花買って行こう!」
と言い出したのです(普段もそこを通りますが、いつも言うわけではありません)。夫のお墓にはいつもお花がありますが、確かに最近買ってないから買ってもいいかも?と思ったので、買い物をしてからお花屋さんに寄りました。
あまりよく見えないかもしれませんが、息子がパパのために選んだのがこの2鉢です。
息子はいつも夫が喜びそうな、小さくて可愛い花を選んでくれます。
そして、お花屋さんからまたオマケのお花をもらってしまいました。
菊の花束。大して買ったわけでもないのに、こんなにもらって申し訳なく・・・次回日本からのお菓子でも差し入れしたいです。
名前を聞くと(本当は、菊のフランス語でなんて言うのか聞きたかったのですが)、
「東京っていうのよ。」
と、菊の種類を教えてくれました。
「私、日本人だから東京って聞くとなんだか嬉しいです。」
というと、
「そうなのね!たまたまだけどすごいわね!」
と。確かに、わざわざお花屋さんが私たちのために東京という名の菊を用意してくれるわけないですからね。しかもたまたま通りかかっただけなのに。夫と行った東京観光を思い出してしまいました。
そして今日、息子も一緒にお墓参りに行ってきました。しかも今回は自分が選んだ花を置く!という目的があるせいか、張り切って「行く!」と。
↑左手に持っている枝は最近のお気に入りで、公園に行くときなど持ち歩いています(笑)
そして、驚くべきことに(?)お墓の前には造花以外の花がなく、他の鉢植えは全部葉っぱだけになっていました!息子の言うとおりだったのです。
しかし、張り切ってお墓参りに行くとは言ったものの、すぐに飽きるのが子供。夫の弟と一緒に広いお墓をお散歩に行きました。その間、私はウェットティッシュで墓石や夫の写真を拭いていました。
すると、遠目では気づかなかった小さなものがくっついていました。
カタツムリです。帰ってきた息子に見せてあげると、
「じゃあ、これはココに置いておいてあげようね。」
と言って、鉢植えの横に置きました。
私はほぼ毎日日本の弟とLINEのやりとりをしているのですが、普段お墓参りに行ったことをわざわざ報告することはありません。でも、なぜか今日はこのカタツムリの写真を送りました。すると
「3人家族」
と返事が。はっ!としました。どうして気づかなかったんだろう(笑)しかも大きさが一番大きいもの(夫)、中ぐらい(私)、小さいもの(息子)と、まるで私たち!!
これも、気づかない私に夫が「弟に写真を送れ」って言ったのかな?と不思議でなりません。
こうしたことを信じない人にとっては、もう病気レベルの思考回路かもしれませんが(笑)、私はこうやって少しずつ自分を元気付け(?)ながら生きていくしかありません。
下のボタンをクリックしていただけると
ブログ更新のモチベーションが上がります。
-
前の記事
遺伝子検査サービス 2018.05.12
-
次の記事
死別から学ぶ本当に大切なもの 2018.05.18