一周忌

2016年12月19日が夫の命日です。17日の朝に危篤に陥りました。考えないようにしていても、ここ2週間くらいふとした瞬間に去年の出来事(17日から19日にかけて)が頭の中で自動再生されてしまいます。

夜、ベッドに入れば自動再生は壊れたテープレコーダーのようになり、一番夫が苦しんでいた場面が何度もなんども頭の中に映し出されます。こういう時の映像は不思議なもので、私の目線ではなく第三者というか私の後ろ姿が見える感じで映し出されるのです。

おかげで最近夜は寝つきが悪く、ようやく寝られたと思ったら起きる時間とか、時間的には十分寝ているはずなのに朝起きるのが辛かったり・・・もうこれは軽く鬱症状ですね。食慾もなく、息子には申し訳ないけれど料理もあまりする気になれず、大好きなお酒も美味しく感じなくて飲んでいません。

それにしてもこの一年、どうやって生きていたのかよく分かりません。ただ毎日を生きていた、そして気づいたら一年経っていた、そんな感じでしょうか。あっという間の一年でしたが、夫とはもう何年も会っていない気分です。

夫が亡くなって約2ヶ月後に日本の祖母を亡くし、3月から在宅仕事ではなく出勤となり、9月から息子は幼稚園へ。今までずっと私にべったりだった息子は、環境の変化によく順応してくれたなと思います。おかげでフランス語もすっかり上達しました。私も初めはなかなか大変でしたが、6月くらいから精神的にも体力的にも慣れてきたという感じです。ただ、予想していたとはいえ12月にこんなに気分が落ちるとは・・・日本一時帰国を入れておいて本当によかったな、と思います。

 

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