小さな木の実

去年、夫が自宅から夫の実家へ場所を移したのが10月。そのため、この時期に夫が家にいる思い出がなく(当たり前)、毎日夫の実家を行き来していたな、とふと思い出しました。

今日、公園に行ったら大きくなったドングリを発見。

こういうものを拾うのが大好きな息子は、3つくらい取って

「パパに持って行く」

と持っていき、夫が

「すごく大きくて綺麗なドングリだねー、ありがとう!」

と喜んでいた顔が忘れられません。

 

昔、「小さな木の実」という題名の歌を学校で習いましたが、ドングリを拾ってきた息子を見ながら、夫もこの歌詞と同じようなことを思っていたのかもしれません。

海野洋次さんという方が作詞されたようですが、その詩はこの方の子供(男の子)が生まれた時に作られたそうです。

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人はいつかこの世からさる・・・私も。
それがいつになるかは天のみが知ることだが、
私がいなくても、しっかりと生きてくれるのだろうか・・・
そんな子になってくれるのだろうか。
どうか、たとえひとりぼっちになっても、希望を持って
この素晴らしい世界を強く生きていって欲しい。

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という思いがあったそうです(Wikiより抜粋)。

そしてふと、夫の実家で夫が私に

「君は息子をよく育ててくれているよ。世界一のママだね。本当にありがとう。」

と言ってくれたことを思い出しました。最期まで生きる希望を持っていたとはいえ、「もしも自分が亡くなったら・・・」と考えなかったわけはありません。そんな夫を思い出して、また今夜も涙が溢れてきます。

 

 
 

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