母の一言

昨日の記事の続きになるのですが・・・

ソファーのクッションにパズルを置きっぱなしだった息子(つまり私が片付けていないとも言えますが)。翌日に私の家族とFaceTime(スカイプのようなもの)をしていました。

 

抱っこしてくれる(抱っこしてあげる、の意味)

 

と言いながら(本人は日本のおばあちゃんやおじさんを抱っこしてあげている気分)iPadを持って家の中を移動するのです。

 

ちょうどソファーに持っていった時、前日に自分が置いたパズルが目に留まった息子。

 

パズル、パパに見せたのねー。

 

と嬉しそうに言ったのですが、その後すぐに私の母が

 

パパは死んじゃったから見られないよ。

 

と言ったのです・・・画面には私の弟が出て喋っていたので、母の声だけが聞こえる形でしたが、私にはしっかり聞こえて・・・なんて言ったらいいのか分からない感情ですが、少しイライラとしてしまいました。

息子は聞こえていなかったと思いたいです。聞いていない様子でしたが、小さい子は聞いていないようで聞いている時が多いので微妙です。

 

母とは、死後の世界に対する考え方が違うので理解し合えないのは死別直後から実感しています。それでも、そうやって私の考えを否定するような言い方はしないで欲しいな・・・と、iPadを横に思いました。でも、年も年ですから考え方が変わるわけはないですし、あえて面と向かっては言わないようにしています。

ただ一つ理解できないのは、何かあったとき(例えば夫のガンが発覚してすぐなど)に仏壇に拝んだり、先祖の墓に行って祈ったりするのです。これはどういう考えでそうなるのかな?と思うのですが(魂というものを信じないのに先祖にお願いする?)、もう聞くのも面倒なのでそのままにしておこうと思います。私には考えを理解してくれる弟や数少ない友達もいるので。

 

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